【プロフィール】
私は、現在医療用試薬メーカーに勤務しております。中小企業診断士を目指すきっかけは企業経営について体系的に勉強したかったこと、医学博士の学位を取得する際に複数の医師とお付き合いし、医師を経営面でサポートしてみたかったこと、などが挙げられます。
【受験歴】
私は、平成 25年4月より、中小企業診断士としての勉強を開始、今から思えば長い受験生活をスタートいたしました。2次試験は 7回目にようやく合格を勝ち取りました。各年についての簡単な振り返りは以下の通りです。
H25: 1次試験受験せず、独学にて 1次対策。
H26: 1次試験受験、経済学のみ科目合格、某大手受験校通信教育 (1次、2次受講)。
H27: 1次試験初合格も 2次試験不合格、AASの直前合宿で自身の力量不足を思い知らされた。
H28: 前年の合宿での悔しさをバネに AAS本科生として、本格的に 2次試験対策開始したものの、2次試験不合格。
H29: AAS本科生 2年目にて勝負をかけるも、2次試験不合格。特に、事例Ⅱで D判定という情けない結果になり、モチベーションが大幅に低下してしまった。
H30: なかなか再起するきっかけがなく、グダグダを続けていたが、一度 AASから距離を置いて独学することを決意。しかし、結果は 2次試験不合格。
R1、R2: 独学を続けるも完全に方向性を見失い、2次試験不合格が続く。
R3: 例年と同じように独学を続けていたが、このままでは去年までと同じだと思い、距離をおいていた AASの直前模試と講義を受講。受講後に気付きも多く、改めて 「AASのお作法」を思い出し、ラストスパートをかけ、2次試験合格。
【AASの特徴】
何故、私が「やっぱり最後は AASのお作法」だと思い至ったのか、僭越ながら、AASの特徴について、3C風に無理やりですがまとめてみたいと思います。
AASのお作法 (Company): 2次試験は公表される模範解答がなく、初めは何を書いて良いのか、わからない方も多いと思います。AASでは、究極まで突き詰めた理詰めの解答の書き方や試験時間 80分のマネジメント方法が習得でき、最強の「解答作成マシーン」への道筋が示されます。
受講生の存在 (Competitor): 少人数制で、講義中のディスカッション時間も長いので、すぐに受講生同士が打ち解けあい、皆で励ましあいながら勉強することができます。ディスカッション中にヒートアップして来ることもしばしば・・・。講義後に飲みに行って (コロナ禍前です)、愚痴り合いになることもしばしば・・・。
青ペン添削システム (Customer): 自主学習では徹底的に過去問重視です。AASと言えば「青ペン添削」、自主学習で過去問に取り組んだ後、AASの模範解答を見ながら自身の答案を自己採点して振り返り+講師のフィードバック、を愚直に繰り返すことで事例を解く力を身に付けていきます。講師の方々は、自主学習にもとことん付き合ってくれます。また、他の受講生の添削結果もオープンで、良い部分を学ぶこともできます。
長く苦しい受験生活でしたが、最高の講師陣と仲間に巡り合えたのは一生の宝です。本当にありがとうございました。
【受験生の皆様に伝えたいこと】
受験生、特に多年度生の皆様に伝えたいことはただ 1つ、「中小企業診断士を目指すのは自由だ。」ということです。令和3年度は 1次試験 36%、2次試験 18%の狭き門で、毎年多くの人が涙を飲んでいます。ですので、あきらめたからと言って非難されることは決してありません。あきらめることも自由です。ただし、挑戦し続ければ、きっと (私のように)合格は勝ち取ることができます。また、どんな勉強方法を選択するのも自由ですが、(私のように)迷走を続けるより、理にかなった「AASのお作法」で、最短合格を目指すのが良いのではないでしょうか。
中小企業診断士という狭き門を目指し、勉強方法に迷っている方にこそ、「AASのお作法」を知っていただきたいです。
現在、口述試験の結果を待っているところです。偉そうなことは言えませんが、これからの診断士としての活動に本当にワクワクしています。皆様が来年、同じような気持ちになれるよう、中小企業診断士試験に合格するための一助となれば幸いです。