中小企業診断士の勉強を頑張っている皆さま、こんにちは。「Team小鵜」です。
早いもので、2次試験まであと1ヵ月半ですね。
このブログの読者のなかには、長いあいだ2次試験に向けて頑張ってきた方も多いと思います。
あとは“運”……。
そんな気持ちの方も多いかもしれません。
今回はそんな皆さまに向けて、運を引き寄せるかもしれない、「生きるために不可欠な両輪」について書かせていただきます。
これは2次試験だけではなく、中小企業診断士として、中小企業のサポートをする際も同様と感じています。
絶対的な課題
中小企業診断士の2次試験に登場する事例企業は“中小企業”です。当たり前ですが、まずはこの前提がとても大事です。
中小企業は、そのほとんどが経営資源が乏しく弱い立場にあります。そして、環境変化についていけず、何かしらの問題を抱えていることがほとんど。
そうです。多くの中小企業はとても苦しい状況にあるのです。
――とにかく生き残る
これこそが中小企業の絶対的な課題です。
生きるために不可欠なこと
それでは、中小企業が生き残るために絶対に不可欠なことはなんでしょうか。
そうです。それは“お金”です。
営利企業である中小企業が生きるためには“お金”が必要です。
全ての戦略も戦術も施策も、突き詰めていくと会社がお金を得るために、稼ぐためにおこなうことです。
稼げない中小企業は淘汰されます。
――生き残るために稼ぐ
中小企業診断士として事例企業を稼げるようにすること。このことを強く意識してみてください。きっと採点者に診断士魂が伝わる解答となり、“運”を引き寄せてくれるはずです。
生きるために不可欠な、もう一つのこと
中小企業が生きるためにはお金が不可欠ですが、もう一つ生きるために不可欠なことがあります。
それはなんでしょうか。それは、ずばり、“誇り”だと思います。
お金がないと身体を保てないけれど、誇りがないと精神を保てない。
お金がないと肉体が生きられないけれど、誇りがないと魂が生きられない。
企業は「法人」というだけあり、「人」と同じなのだと思います。
歴史や文化、社長の想いからその企業のアイデンティティーが生まれ、その企業ならではの、その企業が生きていくために不可欠な“誇り”がある。
2次試験で与件文のなかに必ず社長の想いが書かれているのは、このためだと思います。
――誇りがないと生き残れない
中小企業診断士として事例企業ならではの“誇り”を理解し、その“誇り”を高めること。このことを強く意識してみてください。
“お金”と“誇り”。生きるために不可欠なこの両輪を強く意識てしてみてください。きっと採点者に診断士魂が伝わる解答となり、“運”を引き寄せてくれるはずです。
中小企業が生き残るために全身全霊で診断と助言をする。これこそが中小企業診断士の使命だと思います。
皆さまを応援しています!
改めまして、中小企業診断士の勉強をしている皆さま、中小企業診断士の勉強をすると「生きるために不可欠な両輪」について考えさせられ、そして学ぶことができます。とても貴重な経験になると思います。
そんな価値ある勉強をしている皆さまを、誠心誠意向き合っている皆さまを、私「Team小鵜」は心から応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。皆さまに多幸ありますように!