くくのうた

こんにちわ。フレブルたけちよちゃんです。

今回もよろしくお願いします。

くくのうた

「くくのうた」とは一体?と思われた方もいらっしゃるでしょうが、そう「九九の歌」です。

私には小学校2年生の娘がおりまして、九九を習い始めたようですが、なかなか苦戦しているようです。

ずいぶんと遠い記憶ですが、自分はどう覚えたかと考えると「九九の歌」で覚えたことを思い出しました。

学研だったのか、進研ゼミだったのか、はっきりと覚えておりませんが、

その教材にカセットテープ(あぁ、時代を感じてしまいます)があり、それに録音されていた歌でした。

♪いんいちが~いち、いんにがに、いんさんがさん、いんしがし、・・・

答えが一桁になるときは、「が」が入るということを知りました。

理解して覚えていなかったことがよくわかります。

簡単に覚えた方も、苦労して覚えた方もいらっしゃるでしょう。

意識的に暗記するというのは、これが初めての経験だった方がほとんどではないでしょうか。

「九九」こそが、日本人の学習の原点なのだと感じるところです。

私は、この歌で九九を覚えることができました。

娘もこの歌をで覚えてくれることを期待しております。

 

頭の中の検索(順次探索)

さて、九九の歌が一体何だと思われるでしょう。

実はこの歌で覚えることに問題点があります。

特に覚えはじめの段階に言えることですが2つあります。

①歌の順番に覚えているため、歌ってみないと出てこないこと

②歌のリズムにのって覚えているため、スピードが遅いこと

つまり、ランダムに出題されると答えるまでに時間がかかってしまうということです。

これは致命的です。使える知識になっていないということです。

情報処理とか、アルゴリズムを学ぶと、探索するプログラムに触れる機会があります。

順次探索といって、前から順に一致しているかを検討するのですが、探すものが一番後ろにあった場合、

無駄に一致・不一致の確認をすることになり、非常に効率が悪いです。

まさに、こういう状態が起こりえるのです。

※探索される方は、ソートされている前提で考えています。

 

使える知識とは(一本釣りできる状態)

診断士試験の学習においても、知識は参考書をベースに科目ごとに縦割りに蓄積されていきます。

1次試験であれば、使える知識になっていなくても、常識的に考えれば解けるものも多いです。

2次試験(筆記・口述)、実務補習においては、使える知識にまで高める必要があります。

あるテーマについて、横ぐし(横断面、クロスセクション)をいれることがよい訓練になります。

これは、インプットした知識をそのままの形でアウトプットすることも重要ですが、

アウトプットの仕方を工夫することが、自分の知識や理解のあいまいさを明確にすることにつながります。

アウトプットの仕方を工夫して、充実させることが知識の習得・理解につながり、

試験の合格にもつながるものと思います。

2次筆記試験まではもう少し時間があります。

1次試験までに習得できなかったものがあればそれが最優先ですが、

ある程度習得された方は、どう使うかというところに注力してもよいのではないでしょうか。

 

脳科学によるトレーニング

話は脱線しますが、大阪にある興国高校のサッカー部の先生のお話が興味深かったので紹介します。

その先生は脳科学の視点でトレーニングを考えているそうです。

サッカーは当然ながらボールを扱う競技なので、ボールをうまく扱えるようにトレーニングします。

トレーニングは、反復練習です。

しかし、慣れさせてはいけない

脳科学の視点で考えると、脳へいかに刺激を与えるかが重要なのです。

具体的には、サイズの異なるボールでトレーニングするなどされているそうです。

 

診断士の学習でも、たとえば、普段使わないほうの手で文字を書くなどすると、

脳への刺激になって学習がはかどるのかもしれません。

試してみたわけではわかりませんが、なんだか刺激的なのはわかります。

集中力を高めないとできそうにありませんね。

 

実務補習における知識の重要性

実務補習はグループワークです。

受講者の知識の深さはそれぞれです。

用語を誤解していたり、思い込みも多々あります。

言葉の定義をすり合わせたりすることがかなり大変でした。

少なくとも意見交換ができるくらいまで知識を高める必要があるのだなと痛感しました。

他人の意見を受け入れない人もいるので諦めも必要だとも思いました。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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