2次試験までラスト 1カ月!!

皆さん、こんにちは。たかみず7と申します。今回は、ベタな内容ですが、2次試験 1カ月前の過ごし方についてお話いたします。

目次

(0) 私の近況:

前回「実務補習」についてお話いたしました。その後、少しのインターバルがあり、2回目の実務補習を終えたばかりです。2回目は班長をさせていただきました。指導員の先生の的確なご助言と超優秀な班員の皆様の協力に助けられて、何とか無事に終えることができ、貴重な経験を積むことができました。

で、実務補習を終えた翌日から、模試の採点のお仕事をいただいておりますので、達成感に浸る間もなく現実に引き戻されているところです (笑)。

また、インターバル期間中に AAS東京本科生浜松町クラスの講義に飛び入り参加させていただきました。講義中には受講生同士の熱い議論が交わされており、「これぞ、AAS本科生!」、本科生の皆さん、2次試験に向けて順調に仕上がってきていることを実感いたしました。

(1) 模試の結果:

そろそろ、模試の結果が返ってきている頃と思います。良かった人は自信を持って、悪かった人は結果よりも、「何故悪かったのか」振り返りをしっかりとしておきましょう。私は受験歴が長いので・・・、模試の成績と本番の成績に相関性があるか n=7で分析してみましたが、特に関係性は見られませんでした。ですので、模試の成績に一喜一憂する必要は全くありません。

ただ、私の場合、事例Ⅳの順位と模試全体の順位はある程度相関性がありました。これは私にしか当てはまらない仮説ですが、事例Ⅰ~Ⅲはそこそこの点数を取っておいて、事例Ⅳの出来で勝負が決まることが推察されます (実際、令和 3年の事例Ⅰ~Ⅲの合計が 175点で 5点マイナス、事例Ⅳが 84点でした)。

特に多年度の方は、ご自身の得点の傾向を掴んでおいて、本番の目安にしておくのは良いかもしれません。

(2) 残り 1カ月でやってはいけないこと:

1) 新型コロナウィルス関連 

新型コロナウィルスに感染しないこと。どうしようもないことですが、残念ながら救済措置のある試験ではありません。本当に 1年間が無駄になってしまいます。

2) 新しいテキストや問題集

新しいテキストや問題集に手を出すのは絶対にやめておきましょう! 藁をもすがる気持ちは痛いほどわかりますが、1カ月前に新しいことをやっても身につきません。

3) 海外出張

海外出張も行かない方が良いです (笑)。私の経験では試験 1週間前にヨーロッパに行って、前日の土曜日午前に帰国したことがありますが、やっぱり時差の影響からか、事例Ⅰ~Ⅱはフワフワした感覚で受験し、当然のように不合格でした・・・。

(3) では、残り 1カ月でやること:

1) 事例Ⅰ~Ⅲ

とにかく、過去問中心に最後まで自分のプロセスを磨きましょう。新しいことに取り組んでも身につかないので、これまでやってきたことを本番でも使用できるように体制を整えておきましょう。後、ルーティーンを確認するために、時間をしっかり測って過去問に取り組みましょう。多少傾向は変わってきているので (特に事例Ⅱ)、過去 5~7年くらいでよいと思います。

2) 事例Ⅳ

本番では問題を取捨選択できるよう、感性を研ぎ澄ませておきましょう。財務指標の選択と CVPが危うい方は、それらだけでもマスターしておきましょう。また、残り 2週間になったら、文章問題対策を始めておきましょう。なかなか対策が難しいですが、案外得点差が出やすいと思われます。為替、オプション、財務レバレッジ辺りはそろそろ出るかも・・・。

3) ファイナルペーパー作成

当日の会場に持っていく資料はまとめておきましょう。自分がやってきた強の御守りです。私のファイナルペーパーを本科生に見てもらいましたが、私と同じ必要は全くありません、自分だけのファイナルペーパーを作成しましょう!

4) 休みの取り方

有給休暇を取れる方は、試験 2日前くらいからは取っておきましょう。私の場合、リフレッシュ休暇で試験 1週間前は完全に休みました。まぁ、リフレッシュは一切できませんでしたが。試験が終わってから有休を取得するのでなく、試験前に有給休暇は取りましょう。

5) 文房具の準備

シャープペンシルや消しゴム、色ペン、時計、電卓等、全てのものは 2つ用意しましょう。文房具は 1個落としても、休み時間に拾えばいいので。時計や電卓は電池が万が一切れてもスペアがあると安心です。ただし、電卓は 1個しか机におけないのでご注意を (試験官に注意された経験アリ)。

おわり

泣いても笑っても、後 1カ月。悔いのないように、これまでの勉強の総仕上げをやっておきましょう! さて、次回は 2次試験 1週間前ということで、これまたお約束の「試験当日の注意点」をお届けします。水曜日はむりんさんです。むりんさん、よろしくお願いいたします。

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