悔し涙を流した皆さまへの最後のメッセージ

1/12(木)に中小企業診断士2次試験の合格発表を受け止めた皆さま、こんちには。「Team小鵜」です。

見事合格された皆さま、本当におめでとうございます。

一方、悔し涙を流した多くの皆さま……

学んでから受かるか、受かってから学ぶか

2次試験のために勉強してきたことは中小企業診断士になってもそのまま役立つ。けれど、それだけではぜんぜん不十分。

これは、私が中小企業診断士になって日々感じていることです。

試験合格は一つの通過点であり“儀式”に過ぎず、合格後も日々の勉強が必須です。
ただし、受験時代に本気で学んできたことは、本質を掴んできたことは、中小企業診断士として大きな財産となっています。

中小企業診断士試験は1年で合格する人もいれば、10年以上かけて合格する人もいます。
1年で合格した人が優秀な診断士で、10年かけた人は無能な診断士……。

なんてことは、けっしてありません。多くの診断士の方とお会いして実感しています。

――深く学んでから試験に受かるか、試験に受かってから深く学ぶか

そうなんです。きっとその違いだけ。
試験テクニックではなく本質的な勉強に取り組んできたか。本質を深く理解してきたか。このことがとても大事な気がします。

それを合格前に何年もかけてやってきた人もいれば、合格後に何年もかけてやっていく人もいる。そんな感じでしょうか。

目的に近づいていませんか?

ところで皆さまは、なぜこの試験を受けたのでしょうか。
なぜ7科目もある1次試験に合格するほど勉強してきたのでしょうか。
そもそも、中小企業診断士になりたいと思ったのはなぜでしょうか。

おそらく、診断士試験の合格“じたい”が目的だった方は少ないはず。

例えば、「実家の工場を助けたい!」とか、「取引先の売上を伸ばしたい!」とか、「問題解決力を高めて組織を牽引したい!」とか、「多面的な視点を身につけて共存共栄の社会をつくりたい!」などなど。

きっと、試験合格より上位に位置する目的が、叶えたい“想い”があったはず。

それでは皆さま。
診断士の勉強を始める前と今とを比べてみてください。2次試験の勉強で学んだ分析手法を駆使して、しっかりと前後を診断してみてください。

どうでしょうか。その目的に少し近づいてきていませんか?

少なくても、遠のいていっていることは絶対にないですよね。

I Love Youからはじめよう!

皆さまのその目的に至るための、その“想い”を叶えるために必要な本質的な力を、診断士になる前にじっくり年月をかけて学んでいく。それも悪くないかもしれない……

試験勉強に本気で取り組んできた方ほど、知らず知らずに、試験合格じたいが目的に変わってしまうもの。

もう一度、試験合格より上位に位置する目的を、叶えたかった深い“想い”を、しっかりと見つめ直してみてください。

――I Love You

自分がずっとLoveだった「You」は、きっとその“想い”。

原点に帰って、もう一度、I Love Youからはじめてみるのはどうでしょうか。

皆さまに多幸ありますように!

昨年2月より「Team小鵜」のペンネームで13回に渡り執筆してきましたが、私のGokaku Amigosブログへの投稿は今回で完了となります。

最終回の最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

中小企業診断士の勉強に本気で取り組んできた皆さまに、そして、中小企業診断士の勉強に本気で取り組んでいく皆さまに、多くの幸が訪れますように!

 

――涙のむこうに 輝く瞳に 答えを探して I Love You I Love You I Love You More

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