【合格体験記】中小企業診断士試験勉強の振り返り

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自己紹介

みなさま、こんにちは!もしくはこんばんは!令和4年度に中小企業診断士試験に合格したチューヤンと申します。2023年度の第1週金曜日を担当いたしますので1年間よろしくお願いいたします。

  • ペンネーム:チューヤン
  • 年齢:40代前半
  • 職業:専門商社→ベンチャーコンサル→総合コンサル
  • 保有資格:証券アナリスト、簿記2級、中小企業診断士

自身の試験結果、試験期間中に考えたことを振り返って、2024年の中小企業診断士受験生に向けてお役に立てる情報を発信していければと思っています。

令和4年度 試験結果

最終的には出題運もあって、令和4年度にストレート合格することができました。
運の要素というのも、以下の通り自分の目標点数より良かった科目と悪かった科目が
でこぼこしており、決して狙い通りという結果ではありませんでした。
(以下の赤マーカー部分が完全に運の要素です・・・)

令和4年度 1次試験結果

試験科目 目標点数 R4年度結果
経済学・経済政策 50 72
財務・会計 80 72
企業経営理論 70 70
運営管理 70 71
経営法務 60 80
経営情報システム 70 60
中小企業経営・政策 50 70
合計 450 495

2次試験勉強については1次試験の自己採点後に始めたので、結果は年度後半に改めてお伝えします。

診断士を目指した理由

最初は資格を取ろうと思っていたわけではなく、職場以外のネットワークを作りたいと思ってきっかけを探していました。とはいえ、仕事もベンチャーコンサルに転職して2年目くらいのタイミングだったのと、コロナ禍真っ只中ということもあり、セミナーに顔出してネットワーキングするのも難しい環境でした。そこで資格を取った後に、協会とか団体があって、あわよくば副業につながっていきそうなものを探していると、中小企業診断士と行政書士、税理士あたりが候補にあがりました。あとは、数年前に取得した証券アナリストがいまいち使いこなせなかった、業界以外の人は知らない人が多かったこともあり、民間資格ではなく国家資格がいいというのも条件に考えていました。最終的には、行政書士は業務内容が本業シナジーがなく副業寄りだなと感じたこと、税理士は合格後に実務経験のハードルが高いことがネックになり、消去法的に中小企業診断士を選んだと記憶しています。

結果的に、先月まで中小企業診断士の実務従事に参加しておりましたが、いい出会いもありましたし、副業にもつながっていける雰囲気を感じ取っており、最初にやろうと思っていたことは全て叶っていて中小企業診断士を目指して大満足です。

中小企業診断士 1次試験についての考察

資格取得に動き始めたのが、試験前年11月くらいだったと思います。結論から申し上げると、1次試験はスタディング、2次試験はふぞろいで突破しました。あとは真っ新な問題を見るように同友館の2次試験過去問集を買ったくらいです。基本は1つの教材を信じる一神教の精神で臨みました。ちなみにスタディングにも合格体験記が採用されているのでご参考まで。

働きながら短期合格できる学習メソッド | STUDYing

最終的に1次試験の教材をスタディングに絞るまでに調べたこと、考えたことをお伝えします。

  • 受験資格:特になし
  • 試験科目:7科目 ※科目は上記の試験結果ご参照ください
  • 合格基準:平均60点以上かつ1科目も40点以下が無いこと
  • 試験方式:マークシート
  • 試験時期:8月上旬ころ(当時はコロナで変則的でした・・・)

上記の情報から考えたのが、試験を作る側が受験生に求めていることは何かです。まずは7科目を6割の知識で平均的にできてほしいこと。マークシートということは絶対評価で突破できる、つまり合格率はある程度一定とはいえ、他人と競争する必要はないということ。であれば、自分の得意・不得意に合わせて自分なりの420点が取れたら良いのだと考えて、効率重視、コスパ重視でスタディングを選択しました。こうなると偏差値は関係ないので、他の受験生が合格までに何時間かかったとか、どの科目から勉強した方がいい、といった他人事例の情報は一切無視でOKと考えることができたので、雑念が入らず良かったなと思います。
当時、コンサル業界に身をおいて2年目でしたので、帰宅時間が自分で調整することもままならず予備校は無理だなと思い、通勤電車と自宅で効率的にかつスマホ1つで勉強できることが最優先、かつマークシート試験なので紙を使わずに勉強できればと思っていたので自分にはぴったりの教材でした。自分にとってその日の勉強開始までのハードルをいかに下げられるかというのも継続して勉強していく大切な要素だったと思います。

もう既に1次試験勉強を進めている方も多いと思いますが、私のお勧めはまず過去問を1年分を1巡すること。その結果から自分の目標点数を設定、科目ごとにかける期間のウエイトを決めてしまうことが効果的だったと感じています。私は、元々財務部に所属し証券アナリストを簿記2級を持っていた背景もあり、財務は過去問で60点取れていましたので、わからないポイントだけを押さえて80点を目標にしました。逆に、法務や中小企業政策は30点くらいしか取れなかったのと、法律系・決まり事系が自分に合わないことを理解していたので、目標はギリギリ60点、最悪50点でいいやと決めて、ここもあまり時間をかけないようにしようと考えました。やはり7科目という大学入試の共通一次のような科目数をそれなりにこなすには、計画が大事だと思います。
これは賛否両論あるかと思いますが、1次試験の合格基準から考えて、私は試験に受かるための勉強の仕方に完全に舵を切りました。中小企業診断士として企業支援するには深く広い完璧な知識が必要なんだから、試験勉強から頑張ろう!と考える人もいると思いますが、試験作ってる人が平均60点でいいよって言ってくれているので、合格に必要ない知識は診断士になってから必要に合わせて調べて身に着ければいいと割り切ることが近道かなと感じます。

あとがき

こんな感じで昨年度に自身が感じたこと、考えたことを中心に当面は1次試験に関することを徒然に書いていこうかと思っております。逆にこんなこと聞きたい、こういう時どうしたらいい、といったご質問をいただけるとありがたいなと思いTwitterに匿名質問箱を用意してみたので良ければお気軽にご投稿ください。私の情報、意見が少しでも受験生の一助となれば幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。

Twitterアカウントチューヤン@中小企業診断士(実務補習中) (@chuyan_jp) / Twitter

Twitter質問箱チューヤン@中小企業診断士(実務補習中)さんの質問箱 (querie.me)

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