こんにちは!
2回目の投稿となります、地方公務員(♀)の たんぽぽ です。
→1回目の記事(コチラ)
GWも終わって日常の生活スタイルが戻ってきました。
1次試験を受験される方は「あと2ヶ月しかない!!」という焦りを感じられている方もいらっしゃるかもしれません。
はたまたその一方で、
実は、私もそうでした!地方公務員という職務柄、当時「大雨警報☔️が出たら早期に集合がかかる部署にいた」からです💦
文字通り、試験を申し込んでからは、どーか雨降りませんように、どーか受験できますようにということが神頼み。
加えて、コロナにかかりませんようにとのストレスがプラス。
同じような不安を抱えていらっしゃる受験生の皆さん、「わかる!!わかります!!」
■1回目の1次試験(2020年)、雨の気配!!
「中小企業診断士を目指そう!!」と2019年11月ぐらいに発起。
12月から勉強に本腰を入れて、1ヶ月に1科目ずつつぶしていけば6月には終わる・・・で、直前は「全体復習」的なシンプルな計画でした。
最初は自分の勉強ペースもなかなか作れず、12月は始動しているとは言いにくかったものの・・・概ねこのスケジュールで学習を進めてきました。
そこへ、2020年春先から顕在化してきた「コロナ」です。
地方自治体の現場としては、3月から小中学校がいきなりの休校!
保護者の方の混乱、給食食材の行き場、観光イベント等の中止はもとより、
不要不急の出張の停止や、県外移動の自粛などなど、経験したことのない事態が相次ぎました。
なにしろ全く得体の知れないウイルスで経験値がありません。
当時はまだまだ「職場で、自分がかかってしまったら?」ということへの不安もありました。
こうした中、4月、5月、6月と地元市町村を一歩も出ることなく過ごし、休日はどこも行かずに試験勉強をしていたのです。
と、1次の試験会場も急遽「3密回避」を意識して「みやこメッセ(催事場)@京都」との連絡。
コロナ以降、試験日が初めての「京都行き」で、これはこれでドキドキするな・・・と思い前日を迎えました。
と、試験1日目の朝・・・前日の予報どおり、朝から雨足が強く心配で早起き。
この時点でもう、注意報は出ていたかもしれません。
少なくともしばらく雨が弱まる気配なく「試験中に呼び戻されるのもいろいろ手につかないし、午前中科目を受けるのは断念しよう」と判断。
ほどなく、今日は断念しようと決断。
やがて注意報は警報となり、この時点ではまず防災課が職場待機してくれるのですが、
その後の雨の状況や河川の推移状況で、いつ呼び出されてもおかしくない状況となりました。
もちろん、「年に一度の試験なので」と職場に伝えておけば、受験する手立てもあったと思います。
が、当時は初受験のタイミングで職場に伝えていなかったことに加え
- 受験しても受からない可能性もあるしな(悪いな)
- プラス「コロナ」の不安
があり、私自身が弱気になったのです。
結局、その日、防災課で対応できる範囲の雨ですみ、午後からは雨も収束し呼び出されることはありませんでした。
が、もうそれは結果。
パートナーはこの時点で、「もう来年受け直すんやろ?」と思ってたみたいですが、私の士気はむくむくと夕方に・・・
となり、京都へと出陣。
3密回避を意識して「大催事場」の受験会場は、ドドンと受験生1人に1つの長机!で快適でした。
とは言え、装備は念入りに。
- マスク2重
- 伊達メガネ(当時、目の粘膜から感染みたいなニュースも多かった)
- アルコールスプレー&ウェットティッシュ(試験ごとに机掃除)
- なぜか、人とのすれ違いざま「息を止める」(笑)
2回目の1次試験(2021年)、気がつけば4月!!
さて、一応「何事も経験」、1回目の1次試験のあと、
2回目で2次試験まで合格して2年で合格したいな〜が次の目標となりました。
次の1次試験まで1年あるわけだし、せっかくやから「財務会計固めるために簿記2級受けよっかな〜」とここで寄り道計画。
財務会計はもともと好きだったので、1ヶ月ぐらいで取れる算段が、11月試験、2月試験とことごとく不合格。
いや〜簿記2級の「紙」試験、「あなどる勿れ」。
2月試験の解説をさっそく某予備校動画で聴くと、講師の先生が延々動画中「この試験はないよね〜、おかしいよね」とボヤいて終わり(笑)
ずいぶんと励まされました。
試験委員の出題の意図によると、最近は「読解力の低下」が見られることから、そこをそもそも問うた・・・的なことが書かれていて、実際、120分でこれ全問解けるかしら?的な試験と感じました。条件設定が複雑すぎてその整理に時間がかかる。
でももしかしたらこのあたり、ネットやSNSで情報が誰でも簡単に収集できて、テクニカルに試験対策ができる今、
診断士試験の試験委員の中にも共通する課題意識なんじゃないかな、と思ったりもします。
ただもう、私にこれ以上「簿記2級試験」に割ける時間はありません。
とは言え、半年くらい簿2を勉強してきたことも事実。
あっさり紙試験を捨てて、比較的日程に自由がきく「CBT試験」で受験することにして、3月にその場で「すんなり合格」。
CBT試験は、勉強してきた簿記2級の基本をストレートに発揮できる試験だったと思います。
紙試験とCBT試験の格差は、これはこれでいいのか??という問題意識はありつつも、
長い道のりである中小企業診断士試験の途中で、1個のマイルストーンを得たことは励みになりました。
※診断士試験と簿記2級の関係については、またいつか書きたいと思います。
・・・で、気がつけば4月。
キツネにつままれたようです(笑)
ここで、また私の中のテレジアが登場。
今年3科目とって、来年2科目取って、ほんで2次試験も有効期間最大使って、2年かけて受かったらええんやんか。
試験勉強に協力してる、ワシの身にもなってや〜。
てなわけで、2021年は、「経営学」と「財務会計」と「経営法務」やっつけよ、という目標にしました。
この3つに射程を定めたのは、来年また2日受験するの大変だし、残り2科目は初日科目で終わるようにというのがあります。
大雨可能性で受験できるかどうか悩むのはどうか1日だけで!!
4月、5月、6月と1ヶ月に1科目ずつつぶして、7月が総復習と、またまたシンプル計画。
文字通り、経営学と財務会計と経営法務しか勉強せずに2回目の1次試験に臨みました。
ちなみにこの時もまだまだコロナ真っ盛り。私の安全対策は、
- マスク2重(8月なのに暑い💦)
- 伊達メガネ(+マスクを口から浮かせるプラスチックフレームと鼻パッド)
- 試験会場までの移動中の抗菌手袋
- アルコールスプレー&ウェットティッシュ
- 喉に違和感を感じたら即スプレーする「喉スプレー」と
- 引き続き、人とのすれ違いざま「息を止める」(笑)
さらにバージョンアップっ!!
お天気は、初日が小雨&曇り、2日目はギンギンの夏日で、試験後に帰宅して1回目のコロナワクチンを打ちました。
ありがとう、お天道様🌞!!
■1回目の2次試験(2021年)、衆院選!?
そんな1次試験に、なんと2021年に合格できました(涙)!!
企業経営理論、運営管理はこれもう、1年目の勉強の名残と「選択肢の神様👼」が降りてきてくれたのでしょう。
ささ、初めての2次試験への出陣。
試験日は11月7日らしい。
・・・と、入ってくる「衆議院総解散」のニュース(//∇//)
試験日に選挙投開票日があたると、出なきゃなりませんっ💦
とは言え、試験会場から帰宅する時間も含めると20時はちょっとキツそう。さすがに、投開票日と試験日があたったら、もう職場に理由を告げようと決めました。
・・・結果、投開票日が早まって、試験の1週間前となり、事なきを得ました。が、開票事務は10月末と、季節的には寒くなってくる頃の夜間です。
当日も召集前まで、ガッツリ勉強していました。
この開票事務を終えてから、ちょっと風邪気味で試験当日を迎え、初めての2次試験は身も心もヘロヘロに打ち砕かれて敗れました。
■さいごに
中小企業診断士試験の勉強の側で、勉強それ自体のストレスに合わせて、
「もしかしたら試験日に仕事が入るかもしれない」と、ご自身のコントロールの効かない範囲のストレスを抱えている方もいらっしゃることと思います。
私も、診断士試験の科目合格有効期間とは別に「来年も試験日の天気の心配せないかんのか・・・」となるのが億劫でした。
来年受験できるか分からないからこそ、受験できる時に一発合格したいというのもアリ。
また日頃なかなか無理ができないので、マイペースで合格していこうというのもアリ。
何よりまず、皆さんが試験当日、健康で受験会場に入れる、ということをお祈りしています!!