R04年度事例3(得点 51点)

第1問(配点20点)

販売面は販売先拡大と外国人の入国規制や外食産業の営業自粛の中での受注量回復。生産面は①プレス加工製品の小ロット化・短納期化への対応②生産管理・業務のデジタル化。

第2問(配点20点)

課題はプレス加工製品の金型製作・製品量産工程の期間短縮。対応策は①発注元との2DCADデータ共有による設計・仕様変更の抑止と板金加工製品・プレス加工品の設計業務の専任化、ベテラン技能者から若手への技能継承②プレス加工機の段取り作業分担。

第3問(配点20点)

対応策は①製品の基準日程を見直した上で全工程での生産計画を発注ロットサイズ考慮で策定し②発注元からの発注ロットサイズを基に短周期で修正する。以上で小ロット化に対応しつつ短納期にも対応する。

第4問(配点20点)

デジタル化対象は受注情報、発注元から来る仕様情報、生産計画、在庫情報、生産の能力・負荷情報、生産進捗情報。社内活動は①上記情報をデータベース化した上で②発注元から来る発注情報、商品企画、月販売予測、確定納品情報を追加し一元管理・社内共有。

第5問(配点20点)

可能性は①X社の中価格帯製品に対し、小ロット・短納期で対応することで②金型製作に係る製作技術や蓄積したノウハウを基にコスト低減や生産性向上に繋がる提案の機会が生まれ③高価格帯製品の受注にも繋がり得る。 

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