みなさん、こんにちは!ありぃです。
診断士2次試験の受験、本当にお疲れさまでした。80分×4事例、集中力の持続と体力の限界を試す?この試験、大変な戦いでしたよね。これまでがんばってきたご自分をほめてあげてください。そして、ゆっくりと休んだり、家族との時間を楽しんだり、友達と飲みに行ったり、試験勉強中にできなかったことを楽しんでくださいね。
忘れてしまいたいところかと思いますが・・・今日は、受験結果が思わしくなかった方も、試験日の記憶がまだあるうちに、再現答案を作成することをおすすめしたいと思います。
2次試験は全く思い通りに解答ができませんでした。特に事例Ⅳは、問3の②③は時間もなく、全く手がつけらませんでした。(したがって部分点もありません)その他の問題の解答は記載したものの、全く正解できている気がせず、Ⅳの試験が終わった後、1年目の足切りになった記憶が蘇りました。「今年も事例Ⅳで足切りだぁ・・・」と試験後の脱力感は今でも忘れられません。2次試験後、ネットで一緒に勉強してきた仲間たちとのお疲れさま会に行く予定にしていましたが、非常にためらったことを思い出します。「みんなとうまく話せないかも・・・」「今までの努力はなんだったのだろう・・・」悲しい気分でいっぱいになっていました。
結局、なんとか行きましたが、再現答案を作る気力はなく、数日を過ごしました。
口述試験に向けた準備は、2次試験の発表が終わったあとで大丈夫だと思います。合格者のみなさんも多くの方がそうされていたと思います。ただし、合格発表から口述試験までの期間は短く、約10日しかありません。そんな時10日間で再現答案を振り返り、ご自分の当時の思考プロセスを思い出し、考えをしっかりと述べられるように備えましょう。想定問題や模範解答を暗記する必要はありません。2次試験に合格したということは、ご自身のアプローチが正しかった、ということですので、自信を持ってくださいね。
受験予備校による採点は完璧ではありませんし、個々の点数にはばらつきがあります。しかし、事例Ⅳにおいては正しい答えが存在するため、非常に有益です。各事例の評価は素点ではなく、点数の調整が行われており、受験予備校はこれを考慮した評価を提供してくれます。そのため、非常に参考になります。
もし残念ながら不合格という結果に終わった場合でも、次回の対策に生かせる点が多くあります。次年度の2次試験に挑む際には、高得点を獲得した合格者の解答と比較し、どの論点で点数を獲得できたのか、不足していた論点は何だったのかを学び、それを対策に生かすことができます。さらに、次回の試験の前に、1年前の自分の解答を振り返り、1年の成長を確認することも可能です。
試験後は全く合格点を取れた気がせず(ショックを受けるだけなので)各予備校の2次試験の模範解答や、講評を見ることができませんでした。これだけがんばってもダメなのだから、来年の受験はもうやめよう・・・と思っていました。試験の1週間後ぐらいだったでしょうか、勉強仲間のうち、思うように力が発揮できなかった・・・という数名とzoomで話をしました。彼らは全員、合格点は取れていなだろう、と言っていたものの、再現答案を私以外全員が作っていました。「もう思い出したくもない・・・」と思っていた私も、みなさんから勇気をもらい、忘れかけていましたが問題用紙のメモを見ながら記憶を呼び戻し、その日の夜中に再現答案を作りました。再現率は低かったとは思いますが、なんとか作り上げ、まだ募集をしている予備校L社・E社に自身の再現答案を送りました。(残念ながらAASはすでに募集が閉め切られていましたので提出できませんでした)12月中旬から後半にかけ、L社・E社から結果が送られてきました。事例Ⅰ~Ⅲはバラバラでしたが、事例Ⅳについては信じられないことに両社A判定となっていて、この時点で事例Ⅳが足切でなく、解答したところが運よく合っていたのだということがわかりました。ここからようやく、各社の模範解答や、講評を見ることができたのでした。
2次試験に合格されたたくさんの方々とお話しましたが、ほとんどの方が「信じられない」という感想を口にされていたように思います。ですので、まったく自信がなくて再現答案作っていない・・・というみなさんにも、今からでも是非作っておいてほしいと思います。それからゆっくりしてくださいね。
本当にお疲れさまでした。また1ヶ月後にお会いしましょう!