はじめに
はじめまして。これから1年間、こちらで記事を書かせて頂くことにになった「すみだ」と申します。まずは簡単に自己紹介をさせて頂きます。
名 前 すみだ
居住地 東京都墨田区(ペンネームの「すみだ」は墨田区とわたしの好きな隅田川から取っています)
年 齢 30代
性 別 男性
受験歴 1次試験2回、2次試験2回
なぜ中小企業診断士になろうと思ったのか
わたしが中小企業診断士になろうと思ったのは、2021年3月でした。職業柄、飲食業や小売業、サービス業の方たちと接する機会が多かったのですが、コロナ禍でそうした方々が苦境に陥ってしまいしまい、なにかもっとこう、自分自身が応援できるような人間になれないかと考えるようになりました。
わたしがそれまで出会ってきた人の中には、経営者でありながら厨房や売場に立つ方がいました。経営というより「現場でいかに付加価値を生むか」に注力していた方が多かったと思います。朝から晩まで現場にいるわけですから、経営について十分に考える時間もなかなかないかもしれません。
ますます厳しくなる経営環境の中で、そうした経営者の方々には伴走してくれる経営の「プロ」が必要なのではないかと考えるようになりました。とはいえ、経営の「プロ」の証左がなければ伴走もできないだろうと思い、中小企業診断士を受けようと思いました。
またこのころ会社の業績も一時的に怪しくなったので、「いつまでも会社の看板に頼って仕事をしていてはいけないのでは?」と考えるようになり、自分の名前で集客できるようになろうと決意したタイミングでもありました。
1.5か年計画
わたしが中小企業診断士になることを決意した2021年3月ですが、すでに1次試験の5か月前というタイミングでした。1次試験は科目数も多いため、5か月で仕上げることは早々に諦め、1.5か年計画の2022年度の合格を目指しました。結論から言うと、1.5か年で合格を掴み取ることはできず2.5か年掛かってしまったわけですが。
1年目
1年目は経営情報システム、経済学・経済政策、中小企業経営・政策の3科目合格を狙ったものの、科目合格できたのは経営情報システムと経済学・経済政策の2科目でした。診断士ゼミナールさんの講義を電車で聞きつつ、TACさんのスピード問題集や過去問でアウトプットを繰り返すという勉強スタイルでした。勉強時間は3科目で70時間程度だったと思います。
1年目の1次試験の点数はこちら
- 経済学・経済政策………64点
- 財務・会計………………44点
- 運営管理…………………47点
- 企業経営理論……………51点
- 経営法務…………………52点
- 経営情報システム………80点
- 中小企業経営・政策……46点
2年目
2年目は1年目と同じ勉強スタイルで1次試験の突破を狙いました。5科目で約190時間の勉強時間を費やしました。
2年目の1次試験の点数はこちら
- 財務・会計………………68点
- 運営管理…………………66点
- 企業経営理論……………70点
- 経営法務…………………68点
- 中小企業経営・政策……66点
1次試験が終わった8月7日の日曜日に自己採点を終えて、「どうやら受かってそうだ」となってからわたしの2次試験が始まりました。この時点で試験までの残り時間は3か月を切っていました。ネットであちこちから情報を集めた結果、「ふぞろい」を使って演習をしまくるというメソッドに辿り着きました。(メソッドでもなんでもないですね。笑)結果としては惨敗でした。勉強時間は約135時間で解いた事例は64事例でした。
2年目の2次試験の点数はこちら
- 事例Ⅰ……48点
- 事例Ⅱ……58点
- 事例Ⅲ……58点
- 事例Ⅳ……51点
3年目
3年目ですが、実は2年目と大きくやり方を変えたわけではありません。2年目と比べると当然始動が早くなるので、とにかく定期的に模試を受けながら自分の現在位置を知り、できていないことを浮き上がらせながらそこにアプローチを取っていくことにしました。結果として、ぎりぎりながら合格することができました。勉強時間は約280時間で解いた事例は115事例でした。
3年目の2次試験の点数はこちら
- 事例Ⅰ……61点
- 事例Ⅱ……65点
- 事例Ⅲ……51点
- 事例Ⅳ……64点
反省点
わたしの大きな反省点は全体像を踏まえて勉強計画を立てなかったことにあると思います。とにかく目の前の敵を倒す、それだけでした。1次試験はなんとかなったとしても、2次試験は付け焼き刃ではどうにもなりません。どうかこれから試験に臨まれる人は、2次試験も含めた計画を立てることをおすすめしたいと思います。