みなさん、こんにちは! 吉田晴香です。
4月の終わり、よい行楽日和……いえ、よい模試日和ですね!!
AAS東京では本日、2次試験の模試が行われました。
多くの予備校の模擬試験は、このGWから6月中旬頃に実施されます。
2次試験の模擬試験は試験直前の9月上~中旬頃にもありますね。
中小企業診断士の1次試験、2次試験に挑むみなさまにとって、このGWの過ごし方はもちろん、貴重な模擬試験の機会を十分に活用することがとっても重要です。
本日は、模擬試験を最大限に活用するためにお伝えしたい7ヶ条をご紹介します。
① <心構え>模擬試験は本番と考えること!
② 会場受験を経験すること!
③ 模擬試験をマイルストーンにすること!
④ 明確な数値目標を立てること!
⑤ <2次試験>複数の予備校の模擬試験を受験すること!
⑥ 結果を分析し、学習計画を見直すこと!
⑦ 結果に一喜一憂しないこと!
- ①<心構え>模擬試験は本番と考えること!
模擬試験は、本番の試験と同じように全力で挑むことが大切です。
何を当たり前のことを…と思われるかもしれませんが、実際にはどうでしょうか?
今年で受験勉強とサヨナラ~👋か
来年もまた1年受験生を続ける…😱か
この日のパフォーマンスで命運が決まるのだという心構えで望んでいますでしょうか!?
「まあ所詮模試だし…」と言い訳や逃げ道を作ってはいけません。
模擬試験で100%の力を出せない人は本番では70%も出せません。
本番だと思って、万全の体調・万全の心理状態に仕上げ、全力全開120%の力で取り組んでください。
- ②会場受験を経験すること!
地理的に難しい場合などを除いて、
本気で受かりたいのであれば「会場受験」をしてください。
「自宅受験」は全くおすすめできません。
会場受験での緊張感を体験し、周囲の状況に慣れてください。
「長時間座ってると腰痛かったな、本番は薄いクッション持って行こうかな?」とか
「受験票が何度も机から落ちそうになって気が散ったな、本番はセロテープで固定しよう!」など
試験の中身以外のことでも色々な気付きが得られるはずです。必ず会場受験を経験しましょう。
- ③模擬試験をマイルストーンにすること!
限られた時間で学習の優先順位をつけて取り組むためには学習計画は不可欠です。
PDCAの重要性を理解している未来の診断士のみなさまは、もちろん、学習計画をちゃんと立てていますよね!?
模擬試験を学習スケジュールの重要な区切りと位置付けると、モチベーションも保ちやすいと思います。
- ④明確な数値目標を立てること!
学習の進捗を定量的に把握するために、具体的な数値目標があるとよいと思います。
例えば私の場合ですが、
「総合評価で上位10%に入る」
「得意な財務会計は80点取る」
「苦手な情報システムは50点を確保する」
「事例Ⅰ~Ⅲは全てのマスを90%以上埋める(時間内に書ききる)」
「事例Ⅳの第一問は満点、計算ミスゼロ」などを立てていました。
明確な目標を設定しましょう。
- ⑤<2次試験>複数の予備校の模擬試験を受験すること!
2次試験に関しては、複数の予備校の模擬試験を受験することをおすすめします。
ずっと同じ予備校に通っている方やずっと同じ出版社のテキストで勉強している方は特に、です。
理由は、予備校毎に作問のクセや採点基準があり、それらを熟知してしまっているからです。
誤解を恐れずにいうと、「特定の予備校の採点基準を抑えた、特定の予備校にとって好まれる解答」は、他では通用しない可能性があるということです。
私の場合は、通っていたAASと、加えてT社とL社の計3社を受験しました。
偏りをなくすだけでなく、異なる出題傾向や難易度を経験することもできますので、ぜひご検討ください。
- ⑥結果を分析し、学習計画を見直すこと!
模擬試験の結果が返ってきたら、丁寧に復習して、自分の学習計画を見直しましょう。
特に、「試験上重要度が高いのにミスした問題」と、「正答率は高いのにミスした問題」を徹底的に振り返ることが大事です。
また、点数よりも、各科目で自分が上位何%に位置しているのかを把握して、学習計画に修正をかけていきましょう。
- ⑦結果に一喜一憂しないこと!
具体的な数値目標を立てて、とはいいましたが、模擬試験の結果に一喜一憂しないようにしましょう。
明確な数値目標は現状の到達度などを確認するためであって、その結果で嘆いたり、舞い上がったりするものではありません。
とはいえ、試験に本気で挑んでいる人ほどこれが難しいとは思います。
私も昨年AASの模擬試験に120%で挑めず、結果も芳しくなく、悔しくて寝れませんでした。
メンタルコントロールの必要性を模擬試験を通じて認識しました。
このように、中小企業診断士試験合格への道は、模擬試験を通じて着実に歩みを進めることができます!
ちょっと厳しいことも書いてしまいました。
ですが、このブログを読んでるみなさまには、絶対に受かって欲しいのです・・・!
模擬試験を最大限活用して、合格への道を切り拓きましょう!!
それでは、またお会いしましょう!