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電卓のあれこれ

目次

電卓

 ご存じの通り、中小企業診断士 二次試験の事例Ⅳでは電卓を使用します。令和4年の試験から試験問題の作成担当者が交代したためなのか、数字の桁数が増えました。さらに、令和5年の試験では電卓を必要とする計算量が圧倒的に増えました。私には事例Ⅳの試験で時間が足りず解けない問題がありました。

今後どのように試験の傾向が変わっていくかわかりませんが、電卓をうまく使いこなすことが、今まで以上に点数を上げる重要な要素になる可能性があります。

 令和5年の試験が終了したあとに、X(旧twitter)をみたところ、

中小企業診断士の業務は経営指標の結果を読み取ることであり、計算機を早く叩くことではない。自分たちは経理担当者じゃない!

とのコメントを見て、「その通り!」と思った記憶があります。

みなさんは、どんな電卓を使っていますか?

メーカーと機能

 試験を受けるまでは、「電卓なんてどれも同じでは?」って思っていました。しかし、調べてみたり、手で取って触ってみたりすると、メーカーで電卓の味付けが異なることが判りました。結構電卓って奥が深い商品だなぁ、と思いました。

 有名なメーカーは以下でしょうか?

  • カシオ (Casio): 実務電卓や普通電卓で評価が高い
  • シャープ (Sharp): 高性能電卓や実務電卓で人気がある
  • キャノン (Canon): 余り計算電卓などで評価が高い

 特にキー配列と打ちやすさにメーカーの違いが出るような気がします。個人の好みもありますが、キー同士の間隔やキーの反応を確認して、打ちやすい電卓を選ぶことが重要と思います。あと、意外と重要なのが、滑り止めです。デスクで使用する場合は裏面に滑り止めが付いているものを選びましょう。これも経験したことありますが、滑り止めがないもの、水平が取れておらず、入力時にカタカタ音が鳴るものは、試験中イライラして集中できなくなります

 私は個人的にカシオが好きです。理由は、キーの形状が指にフィットし、連続でタッチしてもしっかり反応してくれるからです。早打ちにも対応してくれます。また、画面に表示される字体も私好みです。

 診断士の試験を受けるまでは、電卓の機能を理解していませんでした。画面に表示される「GT」って何?「なんか、「=(イコール)」を押すと、変な数値が返ってくるなあ」っといった程度の全くの素人でした。「GT」の使い方を知ったときは、「なんと便利な機能だ、もっと、前から知っておけばよかった」と感動して、目から鱗が落ちる気分でした。

 あと、慣れてくると「00」表示も計算時間の短縮に役立ちます

表示桁数

 ネットで見てみると12桁を推奨しているページを良く見かけます。でも、私は10桁を推奨します。理由は単純で、試験で12桁まで必要ありませんし、10桁の字の方が大きく、間違いを起こしにくいからです。メーカーによっては、12桁でも表示を大きく使用とした結果、妙に細長い数字体となり、かえって読みにくいものもありました。

 10桁のものを見つけるに苦労しました。世の中、12桁が主流なんですね、知りませんでした。

電卓の左手ブラインドタッチ

 会社の経理の人に電卓を早く叩ける人がいるので、眺めてみると、伝票を右手でめくり、左手で電卓をリズミカルに叩いていました。

 コツを聞いてみると、①薬指を「4」、中指を「5」、人差し指を「6」に置いてホームポジションの確認している、とくに「5」キーには小さな突起があり、目で見なくても「5」であることがわかる。(これは気にしたことがありませんでした)、②それぞれの指を正確に使い、一定のリズムでキーを打つことがポイント、③ 「9」「6」「3」を左手人差し指でタッチ、「8」「2」を左手中指でタッチ、「7」「4」「1」を左手薬指でタッチする。④毎日継続的に練習する、とのことでした。

 早速練習してみましたが、これがまた難しいのなんのって・・・・。左手がつりそうになりました。結局、「で、で、できません。む・・・、無理」というこで、3日でギブアップ。

 診断士試験の学校の人たちに聞きましたが、左手で叩く練習をしている人はいませんでした。ということで、右手で入力することにしました。

購入先

 電卓って、てっきり電気屋さんで売っているものだと思っていました。電気屋さんでも、売ってはいるのですが、種類が少ないですよね。意外と事務用品店の方が幅広く売っていました。これも新しい発見でした。

 最後に、令和3年の試験まではそうでもないですが、令和4年以降、計算機勝負のような試験になってきているようです。折角の機会ですので、電卓選びを楽しんで、気晴らしして頂ければと思います。

 

第2回 2次公開模試(9/14、15、16開催)

真に受ける価値がある模試を提供するために、問題作成から採点システム、採点方法まで、数々の工夫を凝らした2次試験対策 公開模試を実施します。

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