H30年度事例3(得点 48点)

第1問(配点20点)

業績維持の理由は、①金型設計から成形加工までの一貫生産工程の整備や技能士の養成による加工技術力の強化、②工業団地組合での技術交流会や共同受注・開発等の助け合いの成果があるためである。

第2問(配点20点)

問題点は、金型や材料の移動等に時間を要し、成形機の稼働率が低下することである。改善策は、①金型に社内で統一した識別コードを付ける、②金型の保管場所や材料の納品位置を固定化、③作業現場の5Sの徹底による効率化、④段取り手順のマニュアル化である。

第3問(配点20点)

問題点は、受注量より大きなロットサイズでの生産により常に過剰在庫を保有することである。改善策は、①生産計画の立案期間を日次に短縮し、数量の少ない製品も含めた全体計画とする、②生産ロットサイズを受注量に基づき小ロット化し、過剰在庫を減らす。

第4問(配点20点)

C社は、生産管理のコンピュータ化に向け、①金型や材料のナンバリングと、各々の用途や注意事項等の個別情報をデータベース化、②多品種少量化や短納期化のため、生産設備や人員、進捗状況などの生産情報を一元管理するための社内取り決めを事前に整備する。

第5問(配点20点)

C社は、①工業団地組合の協力体制を生かし、プラスチック加工技術や金属プレス等の技術を持ち寄り、オリジナル製品を開発、②インサート成形技術を活用し、顧客企業の工程数や納期短縮になることを訴求する提案営業を行うことで、付加価値を高める戦略を採る。

 

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