R05年度事例3(得点 76点)

第1問(配点10点)

ホテル調理場のマネジメントに熟知した現経営者、工場管理者の料理人の経験、が強み。

第2問(配点20点)

①作業の標準化やOJTを通じて、他の班でも作業可能な多能工化を進める②SLPを通じて、工場レイアウトの最適化を図る。以て、生産効率性の向上を図り、最近の増加する受注量に対応する。

第3問(配点20点)

①仕入先を品質・価格の両側面から見直す②在庫管理を徹底し、仕入量の経験値での見積りを廃止し、標準化された規則作成③在庫不足による機会損失防止④適切な在庫水準維持⑤レシピメモを一元管理し、作業効率向上。以て、コスト削減等を図り、収益性改善。

第4問(配点20点)

①企画開発経験者を雇い、当該ノウハウを活用②アンケートや既存の取引先から、今の消費者のニーズ情報を収集③企画開発経験豊富な企業との共同開発。①~③と、自社の強みである料理人の経験を掛け合わせた差別化された商品開発を行い、販路開拓を図るべき。

第5問(配点30点)

妥当である。その理由は、①関連多角化であり、ノウハウが生かせる点②シナジー効果を生ずる可能性③経営リスク分散④規模の経済発揮可能性、である。ただ、①細かな配送頻度への対応②経営資源の重複による無駄なコスト発生③新規採用者の教育コスト④投資コストの妥当性、には留意する必要がある。 

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