第１問（配点10点）
従業員の高級ホテルや旅館での調理ノウハウ、製品開発部の他社での製品開発経験
第２問（配点20点）
C社は①口頭指示でなく、作業指示書での明確な指示や作業手順の標準化、②月次の生産計画の短サイクル化、③納入遅れへのカムアップシステム導入や他部門からの応援派遣による生産性向上で、受注増加への対応を図る。
第３問（配点20点）
C社は、①コスト面で、調味料等が経験値での見積りでの発注のため、発注基準を明確にすると共に、入出庫記録を取り、適正な在庫管理をすることで廃棄量を削減し、②売上面で、X社との共同開発製品の販売店舗の拡大等によって、収益性の向上を図る。
第４問（配点20点）
C社は、①自社企画製品の製造販売では、ホテルや旅館から季節毎のニーズを収集し、製品開発に反映し、②X社との新規事業では、各店舗から顧客ニーズを収集し、反映することで、情報収集力を強化することにより企画開発を図る。
第５問（配点30点）
C社社長の構想は妥当ではない。理由は、①生産面で、季節毎の製品を納期通りに生産する生産計画力や生産管理力が不足している、②営業面で、製品を販売に繋げる営業力が不足しているからである。留意点は、①生産性の良い生産体制の構築、②営業要員の増員等による営業機能の強化である。
