GWが終わり、皆様無事に仕事復帰できましたでしょうか?がりです。
第2回目の投稿となります。今回は2023年の勉強の時系列を書いていこうと思います。
2023年の勉強の時系列
勉強開始まで
前回の記事にも書いた通り、2022年は1次試験を突破したにもかかわらず、2次の受験をすることはありませんでした。
試験の申込忘れに気づくまでは、業後に2次の勉強は進めていたのですが、R2年度版のふぞろいを一通り見て一旦各事例を解いていたくらいでした。(もちろん全く分からなかった。。)
その後2022年は勉強は全くストップしてしまったので、2023年の勉強開始時はほぼほぼ2次試験の雰囲気だけつかんだような状態からのスタートでした。
勉強の開始はAASの1月開始のカリキュラムからは程通い4月中旬からとなりました。
理由は、2023年始まってから転職活動を行っており、見事第一志望の会社に内定を頂くことができたのですが、1月から3月一杯までかかり、プライベートが落ち着いて勉強に専念できるようになったのが、4月に入ってからでした。
その後、予備校を決めて学習を開始したのが4月中旬になったという経緯になります。
予備校は、独学での学習を進められる気がしなかったので利用することにしました。予備校選びは、最終的に2次のカリキュラムに特化しており、かつWeb講義の受講ができた2社に絞ったが、最終的に理論がしっかりしてそうだった所と、クレジットカードの決済ができたAASを選ぶことにしました。
4月、勉強開始
WEB本科コースに申し込み、その後教材が送られてきたので、それを一通り読みつつ、Web講義を聞いてインプットを開始していきました。しかし4月中旬からの開始では全く現在進行しているカリキュラムには追いつけずでした。。
5月、業務が忙しくなる
業務が忙しくなり、カリキュラムとの差は思うように縮まらなかったと思います。土日は家族のイベントを優先していた(!)ので、スキマ時間を見つけては何とかインプットを進めていきました。
6月、システム本番リリースと次男誕生
業務の方でシステムの本番リリースが予定されており、テスト、リリース判定等の準備で怒涛の忙しさでした。また第2子が6月に産まれる予定だったのでその準備もあり、勉強は全くできませんでした。
子供がいつ産まれるのかが分からない所が本当に精神的な重荷だったと思います。産まれた当日から、妻のご両親のサポートも入ってくることになり、かつ自分と長男との生活が始まり、生活スタイルがガラッと変わるため、それがいつ来るか、また現在の仕事の忙しいタイミングに重なったらと不安もあり、診断士の試験は一旦そっちのけで、仕事とプライベートのバランスをどのように取るかに重きが置かれていました。
そして第2子の誕生が本番リリース準備のピークを過ぎたタイミングとなり、仕事のピークと出産のタイミングが重なることはなく、何とか切り抜けることができたのでした。予定より10日くらい遅れての誕生となり、妻は色々大変だったと思うが、自分は本当にタイミングがずれてくれて助かったと安堵していました。。
7月、有給消化
新しい会社に8月から入社することになり、7月は有給を取得させてもらうこととしたが、業務の引継ぎもあり、0.4(60時間)くらい働いていました。
週2で仕事、週3は有給というような生活で、休みの日でも長男を保育園に送った後のせいぜい4~5時間くらいしか勉強を進めることができない状態でした。夜はもちろん長男を置いて外に勉強に行くこともできないので、スキマ時間を見つけて家で勉強を進めていきました。
そんなんで、7月から一応本格的に勉強を進めることができたが、本来のカリキュラムとの差は若干縮めることができたかな?という程度でした。答案添削もこの7月でやっと初回分の4事例を送ることができた。といった状況でした。(←本来は2月に終わるべき内容だった。。)
8月、転職
新しい会社に入社し、幸いそこまで忙しくなく業後に勉強を進めることができるようになり、ここからスピードアップしてカリキュラムの遅れを取り戻していくことができるようになりました。
9月、恩師からの影響を受ける
自分にはOさんという恩師がいます。
Oさんは前の会社が一緒だった方で、一緒に診断士試験を頑張っていました。Oさんは2023年で3回目の2次受験となり、かなり勉強については進んでいたので、その先輩のOさんに色々相談に乗ってもらうことにしました。
休日にOさんの最寄りの駅まで車で向かい、1時間だけ話を聞いたのですが、試験に向けての本気度を知ることができ、生半可な覚悟では受からないと気を引き締めなおすきっかけになり、より本気で打ち込むことになった転換点でもありました。
この1時間があったから合格することができたんだなと今になって思います。情報収集や勉強方法、解法まで、いろいろアドバイスを頂き、この日を境に色々な情報を収集しYouTubeやブログ等を見て様々な勉強方法を模索するようになりました。またその時譲り受けた解法の手順の本を見て今まで自分の中でしっくりこなかった解法もパワーアップすることができました。
そんなんで、ひょんなことから自分の人生を左右する一日ってあるもんなんだな~といまさらながら思います。
ちなみにOさんも2023年度の試験で見事合格し、大変恐れ多い中、現在同期として一緒に診断士の駆け出しをやっています。(現在も変わらず色々情報交換させてもらってます。。)
また中旬にAASの模試を受けることにしました。これもやってみてとても良かったと思います。
第一に、試験当日の過ごし方のリハーサルになることでした。試験の開始時間をそのままトレースして試験に臨み、当日取る昼食や事例Ⅳの時点の頭の負荷とかも前もって知ることができたので当日の良いシミュレーションになりました。
第二に、模試の結果が比較的良い内容だったということでした。結果、事例Ⅰ:C、事例Ⅱ:C、事例Ⅲ:A、事例Ⅳ:Cという結果でしたが、総合でB評価となり、受験者全体で下位にいるわけではないというのが分かったことと、これからの追い上げで可能性が全然あると分かったのが良かったです。D評価が無かったのも自信になったし、今までの勉強の方向性が間違っていなかったのが分かりました。
そしてその後、10月の勉強計画を綿密に立てることにしました。現在の状態から合格に至るまでに必要な要素(知識や足りないスキル、解くべき過去問)を洗い出し、それを一日単位で10月の日程に埋めていきました。そうして計画通りに勉強が進めば受かることを信じて、あとはそれ通りに進めることにしました。
10月、ラストスパート
10月は妻からお許しをもらって業後と土日の時間を全て勉強に使わせてもらうことになりました。(子供の風呂入れと家の掃除だけは自分のタスクとしてそれだけすることになりました。)
ここで一日最低1事例はこなすことにし、事例Ⅳは練習問題を一日に2問解くことを習慣化することにしました。
事例Ⅳは、問題集が2年分あったのでそれをこなしていったのと、先輩Oさんが勧めてくれた事例Ⅳの専門教材(事例Ⅳマスター)というのがあり、それをひたすらこなしていきました。これがあったことで、事例Ⅳの解くスピードがかなり速くなったと思います。
また、某L予備校の直前講義を申し込んで2週間かけて講義を受けましたがこの講義もかなり効果的でした。内容としては各事例の過去問10年分くらいを見て、問題の傾向と解答の対策を教えてくれるというもので、各事例毎に解答する方針というのが分かり、これも受けなければ落ちていたと思います。
上記の外部教材やふぞろい(持っていたので5年分くらい)、YouTube等を総動員して勉強を進めていき、試験の1週間前くらいにやっと解法が確立でき、一通り試験に臨む上でのスキルや知識が貯まっていったと思います。
AASの問題の添削は全40回でしたが、試験の2週間前に全部の添削を実施してもらうように仕上げることができました。が、本来の提出期限には全部間に合っていませんでした。期限切れの答案の添削をしていただいた先生方には感謝でした。添削後の点数は全然パッとしなかったが。。。
そして試験の数日前からファイナルペーパーも作成していき、人生で一番勉強したんじゃないかと思われる一ヶ月を過ごしていったのでした。
総勉強時間は300時間前後くらいになったかと思います。
次回は合格できた要因について書いていこうと思います。
長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。今回の投稿は以上とさせていただきます。