勉強机エベレストかよ

ずんぴーです。勉強お疲れさまです。

気づけば1次試験まであと約2か月ですね。
勉強は捗っていますか? 毎日勉強できていますか?
今ギクッとした人いるんじゃないですか?

と、煽るような言い方になってしまいましたが、私自身、受験生時代に必ず毎日モチベーション高く机に向かえていたかというと、決してそんなことはありませんでした。

試験も近い。
わずかな時間でも勉強に費やさなければいけない。
自分で望んで始めた勉強なのだから、「モチベ湧かない」など甘えたことを言ってないで勉強すべき。

……というのは頭でわかっていても、なかなか難しい。だってにんげんだもの。
「モチベが下がるとか意味わからん!」という方はぜひそのままモチベを維持していただいて、なかなかうまくいかない人に向けて今回は記事を書きます。

作業興奮

まずはじめに、「作業興奮」という概念をご紹介しておきます。
いろんな書籍等で言及されているようですが、私は樺沢紫苑さんの「学びを結果に変えるアウトプット大全」という本で「作業興奮」を知りました。

要は、人間は「やる気が出たからやる」のではなく、「やるからやる気が出てくる」よ、という内容です。
そして、やる気が出てくるまでに「やる」時間は5分とのことです。

ソファでゴロゴロしながら「やる気出ないかな~」と考えてる暇があれば、さっさと机に向かった方がいいということですね。
私の場合、やる気が後からついてくることを知ることで、とりあえず勉強机に座りやすくはなりました。

とはいえ、これを意識するだけで万事解決!とはならず……いろいろと試行錯誤していきました。

机の高度を下げる

エベレスト(机)の高度を下げるために私が実際にやっていたことをご紹介します。
アホみたいな内容も多いですがご容赦ください。

中途半端なところで終わらせる

テキスト読んだり、問題集やってたりしてるとき、「今日はこの章が終わるまでやろう」みたいな区切り方してませんか?
私もよくやってたんですが、区切りのいいところで終わらせると、次の勉強で新しい区切りの頭から始めることになります。

新しい区切りの頭からやるって、結構ハードル高くないですか?
なんか「よっこいしょ」感が強くないですか?
だったらあえて途中で終わって消化不良な気持ちを抱えた方が、次の勉強に向かいやすくなるのでは?

それに気づいたあとは、勉強を終わる時間だけを決めて、どんなに中途半端なところでも終わるようにしました。
次勉強するときも中途半端なところから始まるので、前の勉強の続きとしてスムーズに入れる感覚がありました。

片づけない

テキスト類は片づけず、開いたままで机の上に放置しました。
ペンも何もかも出しっぱなしにして、「勉強の途中」の状態のままを維持しました

本棚にしまってしまうと、次の勉強開始時に本棚からテキスト類を出すステップが必要になります。
テキスト類を閉じてしまうと、次の勉強開始時にテキストを開くステップが必要になります。
勉強を始めるまでのステップを、極力削りたいと考えました。

それに、私はリビングで勉強していたので、生活スペースに常に勉強用具が置いてある状態でした。
勉強せずにゴロゴロしているとき、視界の端のテキストが私にかけてくる圧ったらなかったです。
(これは私が一人暮らしだからできたことだと思いますが……)

YouTubeにスマホを奪わせる

わかっていても、ついついスマホ触っちゃいますよね。SNS気になるし、LINE来たりするし。

触りたくても触れない状態にするために、別の部屋に置いたり鍵をかけて箱に入れたりといった方法もありますが、私はYouTubeで動画を流していました
具体的には、環境音つきのポモドーロタイマーです。ポモドーロとは25分間集中して5分間休憩する、というのを繰り返すやつです。環境音は秋空の音が好きでした。
そして、あえてYouTubeに課金はせず、バックグラウンドで再生できないようにしていました。

時間を測っているのでスマホは触ることができず、ポモドーロタイマーのおかげで勉強にも集中できました。
勉強を始める・やめるタイミングが自分によるものではなく、動画の合図に従うことになるので、そこもスムーズに勉強に入れる助けになりました。

どうしても無理なときは

あの手この手で勉強机に座って、ある程度の時間問題解いたりしても、どうしても頭が動かない……。

そんなこともあると思います。私もありました。全然作業興奮来ないやんけ、みたいな。

手を尽くした結果、それでも勉強に集中できないときは、潔く諦めていました

だらだらと「やってる感」だけがあっても、勉強の成果としては乏しいですよね。
勉強した成果がないのに、身体も精神も回復していないとなってしまうと、本来の目的である試験の合格からは遠ざかってしまいます。
であれば、そんなときはさっさと勉強をやめてしまって、息抜きをするなり身体を休めるなりして、次の勉強機会に備えた方が、長い目で見れば前進ですね。

もちろん、それを乱発していると永遠に勉強できません。
重要なのは、そういうときにちゃんと「背徳感を抱きしめて眠る」ことだと思います。笑

次回

なんだか意識の低い内容で失礼しました。
どこかの誰かには刺さるはずだと信じて、あえて書いてみた次第です。ご参考になれば幸いです。

次回からは実際の私の2次試験再現答案をもとに、対策方法や当日考えていたことなどを書いていきます。

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