中小企業診断士2次試験対策法

こんにちは!ナビゲタです。


中小企業診断士2次試験は、1次試験を突破した受験生の中でも5人に1人も合格できない非常に難関な資格です。完全に記述式の2次試験を攻略するためには、限られた80分間を最大限に活用する方法の習得と、過去問演習を積み上げることが重要です。本記事では、80分間の過ごし方と過去問の演習方法について具体的なアプローチを紹介します。

目次

2次試験 80分間の過ごし方

中小企業診断士2次試験において、80分間を効率的に使うためのプロセスを以下にまとめました。

1. 設問解釈(10分)

まず、設問だけを読みます。ここで重要なのは、何が問われているのか、答える際の制約条件、どのレイヤーの目線で考えるべき問題か(経営戦略を問う設問か、具体的解決策を問う設問か等)を把握することです。

2. 与件文の確認(15分)

次に、与件文を蛍光マーカーを使って読み、設問の解答に使えそうなキーワードをピックアップします。この段階で各設問の解答に使えそうな解答要素をピックアップします。そして、解答キーワードの多さなどから設問ごとの難易度を判断します。

3. 解答メモの作成(15分)

与件文からピックアップした解答キーワードや解答要素を各設問に振り分け、解答メモを作成します。これにより、スムーズな答案作成が可能になります。

4. 解答の作成(40分)

最後に、実際に解答を書きます。この段階では、時間を意識しつつ、正確かつ簡潔に解答をまとめます。試験合格のために絶対にやってはいけないのが時間切れで、空白を残したまま答案用紙を提出すること。私の場合、解答作成には必ず40分を確保することを厳守していましたが、皆さんも自分に合った時間を決めて解答作成時間を確保しましょう。

過去問の演習方法

過去問演習は「命」と言っても過言ではありません。以下の方法で徹底的に演習しましょう。

1. 過去問を7年分(事例Ⅰ~Ⅲ)・15年分(事例Ⅳ)徹底演習

80分間の時間の使い方のマイ・ルールを作ったら、過去問を徹底的に反復演習します。問われていることや出題意図を理解し、上記のとおり80分間で答案を作るプロセスを、演習を通して身体で覚えていきます。

2. 解答後の徹底分析

解答後は、徹底的に分析します。問われていること(出題意図)、答案を作るプロセス、試験時間80分の使い方、キーワードや答案の根拠の拾い漏れ防止に焦点を当て、「失点した原因は何か?拾い漏れたキーワードは何か?不足している知識は何か?次回問題を解く時に修正すべき点は何か?」など自己反省会を時間を掛けてしっかりとやります。この蓄積こそ勝利のカギだと確信しています。

まとめ

中小企業診断士2次試験は非常に難関ですが、しっかりとした計画と対策があれば突破できる試験だと、経験上そう思います。80分間の効果的な使い方を身につけ、過去問演習を徹底することで、学習期間が短期間であっても試験本番に自信を持って臨むことができます。ぜひ、この記事で紹介した方法を実践し、合格への道を切り開いてください。

次回からは、令和5年度の2次試験における私自身の答案を使って具体的な当日ドキュメントについてご紹介致します。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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