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【さとすぃ】第3回目:一次試験本番まで残り1ヶ月半でも基礎勉強

こんにちは、さとすぃです。

一次試験本番までおおよそ1ヶ月半ですね。
過去に一次試験に合格したことがある方でも緊張感は増してきますし、初めての一次試験合格を目指される方は、しっかり合格点がとれるか不安が募るばかりな状況ではないかと思います。私も初めに一次試験に挑戦した時には緊張感と危機感が増していた状況ではありました。

今回は私が残り1か月半頃のタイミングで実施していた勉強内容をご紹介しつつ、このタイミングでも必要なら基礎的学習へ取り組むこともありだということを伝えられればと思います。

一次試験の勉強状況

初年度のこの頃の勉強状況は、オンライン講座を利用して、4月頃までに一通りの講座受講とサブノート作りは終えて、5月以降はしっかり暗記して合格点を目指そうとしている状況でした。ですが、科目によっての習熟度にバラツキがあるなと感じてどうしたものかと悩みを抱え、大きく以下の2分類へ対応をわけていました。

①演習とサブノート暗記の繰り返し
②基礎的学習

「①演習とサブノート暗記の繰り返し」は皆さんと大きく違いはないのかなと思います。Google Documentでサブノートを作っていたので、暗記ができたものは削除して、新たに覚えたい部分がでてきたら追加してを対応してました。

「②基礎的学習」試験にはでない可能性はあるものの、一次試験で出題されるレベルの問題で応用力を持ちながら解答をしていくために必要な知識を身に着けていく内容を取り組みました。
どの講座でもそうだと思いますが、「”試験に出る問題を解答するための知識”」を伝授するように設計されているので、「”試験に出る問題を解答するための知識”を理解するための知識」まではなかなか網羅されていないのではないかなと思います。例えば、「財務・会計」における簿記の知識、「経営情報システム」におけるITパスポート試験の知識、などはそういったものに該当するかなと思います。

私がこの観点で実力が不足しており、基礎的な学習でこの時期に取り組んだ内容は「経済学・経済政策」と「中小企業経営・中小企業政策」でした。いずれも、学生時代やビジネスを通して学んだレベルと、実際に一次試験で出題されるレベルの間にギャップが大きく、単純な暗記だけでは乗り切ることが難しいと感じておりました。

基礎的学習の具体的な取り組み内容

経済学・経済政策」で取り組んだのは「クルーグマン マクロ経済学」という本の読了です。

この本は全部で19章構成になっており、15章以降の5章ぐらいの内容が一次試験で出題可能性が高い部分かと思われます。そこに至るまでの1~14章はその前段として理解を深めることができ、最後の19章まで読むと一次試験本番の内容レベルまでを網羅できると思います。
また、この本は全775ページとかなりボリュームがありますが、比較的読みやすい文章に成り立っているのではないかなと思いますので、個人的におススメです。補足ですが、マクロ経済学の後に、ミクロ経済学の本も読もうと思っていたのですが、マクロ経済学を読んだだけでそれまで学習していたミクロ経済学も理解が深まった気がします。

「中小企業経営・中小企業政策」では「中小企業白書」の読了と、サブノートへのまとめを行いました。

中小企業白書を読んでサブノートをまとめた結果、ほぼ一次試験の講座学習で使っていたテキストの内容に近づいており、講座学習は暗記で必要なポイントがしっかりまとめられているんだなぁと感じたことを記憶しています。
中小企業白書全体を読むことで全体像がより見えてきたことで、なにをなぜ覚える必要があるのかの背景理解が深まったと感じました。

基礎的学習の効果

「経済学・経済政策」「中小企業経営・中小企業政策」ともにその年の一次試験の点数への向上へ寄与できたことはもちろんあります。
(「経済学・経済政策」は76点、「中小企業経営・中小企業政策」は67点までいけました!)

それ以外には、「経済学・経済政策」は一度ロジックを理解してしまうと翌年以降の受験ではかなり勉強時間を少なくすることができました。暗記系科目以外よりも効率的だと思いますので、多年度受験も視野に入っていて「経済学・経済政策」に不安のある方には基礎勉強をしておくのはおススメかなと思います。

「中小企業経営・中小企業政策」は、二次試験でどういったテーマで出題され、どのように解決を図っていくことを求められているかの方向性がつかめるようになったなと感じました。本文もさることながら、事例やコラムも目を通した上で、二次試験の学習をするとなんか中小企業白書の内容に通じる部分があるなと感じ、学習の自信にも繋がるかと思います。

おわり

基礎力向上へ取り組むと指数関数的に実力があがったと感じられたこともあり、勉強そのものがとても楽しくなるなと思ったりもします。その他の科目でも基礎的学習はそれぞれやり方があると思いますので、ご自身の状況に合わせてもし苦手科目があるようでしたら今から検討してみるのはありかなと思います。
一方で、暗記していくこともとても重要なので、うまくバランスをもちつつ、一次試験本番では実力を最大限発揮できる状態になっていることを願っております。

次回はわたしの再現答案(R05事例Ⅰ)について書いていく予定です。お読みいただきありがとうございます。

第2回 2次公開模試(9/14、15、16開催)

真に受ける価値がある模試を提供するために、問題作成から採点システム、採点方法まで、数々の工夫を凝らした2次試験対策 公開模試を実施します。

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