2次試験を解く場合、自分の回答の型を決めておくことが非常に重要だと思います。
当日はどんな問題が出てくるかわかりませんが、だからこそ2時試験においては目安の時間と厳守する時間があることで、自分が遅れているのか確認するペースメーカーとしても使用できますし、 回答の記入時間がないという最悪の事態を避けることができます。
早速ですが私の場合の時間配分についてご紹介します。 (あくまで私の場合ですので参考にしていただけると幸いです。)
事例Ⅰ〜Ⅲ
①始めの5〜10分で設問を読み、回答の骨子を作成する
回答の骨子とは「理由は・・・である。」などの回答の書き方(主語と述語)を決めることです。 その上で問われていることを理解して、回答の仮説を立て本文を読み始めることでその後の本文読解の時間がかなり変わってきます。
設問の先読みは必須だと考えていますが、その時点である程度こんな感じの回答になりそうだな、その部分を本文から探しに行こうとすることで時間の短縮につながります(仮説思考と呼ばれているもの)
また、主語と述語が決まっていることで解いている間に自分の思考が混乱しない様になります。考えている間に回答があらぬ方向にいってしまうことを防ぎます。 時間がない中であれやこれやと考えていると回答があらぬ方向に行くことはあり得ます。。
②15分〜20分までに本文を読み終わる(2回読むという方もいますが、私は1回を丁寧に読む派でした)
私は本文を読みながら、各設問に使えそうな部分をどんどんメモしていきました。その際に、SWOT(特に強み、機会)は必ずマークするとともに、成功事例、社長の思いも必ずチェックしました。
※成功事例=強み×機会がはまった結果だと考えて、使える部分は使い倒します。つまりそういった機会があることの実績です。
③残り20分で各設問の回答骨子を組み立てる 与件文を根拠に自分の答え(結論)を出す
この時点で詳細なメモを取るという方がいらっしゃいますが、私はあくまで骨子のみでした。 与件文のこの部分を(根拠)にし、(結論)〇〇、、、、のような骨子のみでした。
④残り40分になったら、何がなんでも回答を書き始めます。(10分/問×4問のイメージ)
その際も簡単な問題から書き始めましょう。 テストはわかっていても回答を書かないと0点になりますので、アウトプットの時間は必須です。
事例Ⅳ
・大体大問4つで100点のため、各設問の点数-5点の時間以内に解く
わかりにくいと思いますので、例を書いてみます。
例えば1問目経営分析が20点だとしたら、15分で解き終わる
2問目がCVP分析で15点だとしたら、10分で時終わる
といった具合でそれぞれの得点をベースにー5分をあくまで目安にするのです。
重要なのは簡単な問題から解き始めることですが、この目安の時間配分がないと、いつの間にか難しい問題(簡単と一見思えるが、実な難しい問題)の沼に入ってしまい、あっという間に時間がなくなってしまいます。
本番で一番怖いのが、この沼に入ってしまい、あとちょっとで解けそう、、といって一見難しそうだけど実は簡単な問題に手をつけられないことです。
この目安時間を持つことで今遅れているのかが一瞬でわかります。
今回は目安時間の使い方について、記載しましたが時間配分が勝敗を分けるのでは?と思っていたのでご紹介しました。最後までお読みいただきありがとうございました。