事例Ⅱ・Ⅲで考えておくべきこと

2次試験まで1ヶ月を切りましたね。最後泣いても笑っても悔いが残らないように、今持っている全ての持てるリソース(時間・気力など)を2次試験に注ぎ込んでください!今回は事例Ⅱ・Ⅲで注意すべきことについて、まとめましたので勉強の合間に読み返し、抜け漏れがないか確認してみて下さい。

目次

事例Ⅱ

中小企業は限られた厳しい環境の中で、自らの強みを活かして、機会を利用して差別化(高付加価値化)し、お客様のニーズを満たし売り上げを伸ばす!ことが必勝パターンであり、過去の勝ちパターン(強みだけでなく、きっかけ(接点の作り方))を何度も活かす、失敗事例は失敗の要因を分析して活かす
過去の勝ちパターンはそこに自社の強みがあり、ニーズがあったと考える
成功事例は強み×機会がハマった。失敗事例は弱み×脅威でやられたと基本的には考える。与件文から強みを見つけ、マーク!何度も使えないか考える
企業の目標は顧客満足度を高めて、売上げ・LTVの最大化を図ることでありその手段がマーケティング。
他業種とはコラボする(与件にでてきたら必ず拾う)他社は資源!
ニーズは必ず与件文から持ってくる(ニーズが無いところに回答を書くとポエムになる)
上記を考えることはつまりドメイン(経営戦略)を考えることである。マーケティング戦略=経営戦略
他社の武器は連携すれば自分の武器に、武器を提案して使っていく
売上拡大=客数アップ(新規×既存)×客単価アップ(高品目×高単価)
ターゲットと目的(社長の思い)を明確にイメージする。
社会・地域貢献・従業員の幸せを創造するマーケティング3.0の視点も必要であり、地域に根ざした会社にすることは重要な生存戦略となる

事例Ⅲ

QCD(差別化された高品質な商品を適正なコストで納期通り、もしくは短納期で)が高いレベルで維持されているのか?を常に意識し、できていない部分は改善を提案する。※納期遅れは絶対に許してはダメ!
資源が限られるため、取るべきは集中戦略、差別化戦略
※鉄則:改善策(課題)は問題点の裏返し、そこから膨らまして助言
営業の視点も忘れずに(営業・製造技術・生産技術の視点を持つ、販売の拡大、製造キャパの拡大、品質の向上、新製品の開発)
単純な営業の拡張だけではうまくいかないため、技術型・提案営業を図っていく
事例Ⅲにおいては 利益アップ=売上拡大-費用抑制の公式をメインで意識する
成長戦略問題(おおよそ第一問と第四問)は一貫性を図ること;第一問の強み・弱みと社長の思いを第四問で強化・補強する
一方で生産戦略問題(多くの場合第2問〜第4問)は他の設問とのすみ分けを図ること

全事例共通になりますが、設問作成者がこの設問で受験者の何の能力を図りたかったのかな?を意識してそこにまっすぐ回答できることがゴールへの最短経路だと思っています。それがわからないから問題なのだ!という声が聞こえてきそうですが、それを意識して設問を解き続けることと漠然と解くことは全然違います。テスト当日も何を聞いているのか?を意識してそこにまっすぐ回答することを意識してみて下さい。

最後になりましたが、今回が2次試験前最後の投稿になります。中小企業診断士試験は自分を大きく成長させてくれる試験ですので、最後まで走り抜けて下さい!

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