こんにちは! ずんぴーです。
2次筆記試験まで残り11日となりました。いよいよですね。
点数=実力×コンディション×運
いきなりですが、テストの点数は次の式で表せると私は考えています。
点数=実力×コンディション×運
運は神頼み以外どうしようもないですが、コンディションはこれから整えることができます。
また、実力ももちろん前日まで伸びる(なんなら当日も?)と思いますが、コンディションが0%から100%まで大きく変動しうることを思えば、コンディションを100%に近くまで高めることを優先した方がよいと思います。
メンタルはメンタルじゃなくフィジカルでコントロール
とんちのようなタイトルで恐縮ですが、めっちゃ大事な考え方だなと思っています。
当然ですが、コンディションというのは体調だけでなく、メンタルも含みます。
過度な緊張や不安感、焦りなどは試験本番のパフォーマンスを落としてしまうので、メンタルもめっちゃ大事です。
ちなみに、メンタルに関連して、本番で失敗してしまう人には大きく分けて、
① 緊張しすぎて本来の実力を出せない人(交感神経優位)
② 余裕ぶっこきすぎて本来の実力を出せない人(副交感神経優位)
の2タイプあると言われています(※)。
約90%の人が①ということらしく、私自身も①なので、本記事では①の方に向けて書きます。
※参照。身体のどこかをとんとん叩くタッピングも効果ありそうですね。
緊張に対する対処法として、「●●と考えるようにしよう!」みたいなことがよく言われます。
そういうの、ひねくれ者の私にはほとんどできないんです。
いやいやいやいや、そんな簡単に●●と考えられないから緊張するんでしょうが!! とか思ってしまいます。
だから、単なる「気の持ちよう」ではなく、「具体的にどう行動すればいいのか」「身体をどう動かせばいいのか」を大事にして、メンタルをコントロールしようとしていました。
それでは、実際に1年前の私が取り組んでいたことを紹介しようと思います。
1週間前
- 人の多い場所にはなるべく近づかない
- 生の食べ物は食べない
- 夜は早く寝る。逆に朝は早く起きる
- 初見の問題にはもう手を出さない
このへんは当たり前っちゃ当たり前ですね。風邪引いたり腹壊したりしたらえらいこっちゃです。
(全然関係ないですが、私はこないだ鳥刺しに当たってえらい目に遭いました、、、)
睡眠時間についても、試験当日の起床時間に合わせて、睡眠サイクルを少しずつチューニングするようにしていました。
普段24時に寝てるのに、試験前日だけ急に22時に寝ろと言われても難しいですよね。前日しっかり寝るためにも大事です。
試験直前の勉強内容としては、これまで間違えたところリストを見直したり、もう何度も解いたことのある過去問を解いたり、事例Ⅳでも基礎的な問題を繰り返し解いたりなどしていました。
自信喪失のリスクを負ってまで新たな知識を得るよりは、勘を鈍らせないことに重きを置いていたように思います。
(超直前期、意外と何したらいいのかわからない人いるんじゃないでしょうか。よかったら参考にしてみてください)
前日
- 試験に持っていく荷物の準備は前日の午前中にする
- 日中に夜しっかり眠るための行動をする
試験当日の荷物の準備を、前日の朝一番に行いました。
夜中に「時計の電池切れてるやんけ!!」とかなってめっちゃ焦るの嫌だなー、と思ったので、万が一何か不足があった場合、日中に買いに行けるようにとの考えからです。
安心して夜を迎えるために、前日午前中の準備をおすすめします。
そして、午前から午後にかけて事例をひとつと簡単な計算問題を解いたあと、夕方でテキストは完全に閉じ、サウナに行きました。
交代浴を3セットした身体を温めたあと、そのまま近所のマッサージ店に行き、全身の揉みほぐし45分を受けました。
精神的な緊張は完全には排除できないので、せめて身体的な緊張は取ろうと考えました。
血行が良くなったところへごりごりと凝りをほぐしてもらったので、もう寝るしかない状況に自らを追い込むことになりました。おかげでベッドに入ったとほぼ同時に寝落ちし、朝までぐっすり眠ることができました。
私の場合はサウナ&マッサージでしたが、人によって何をすればぐっすり眠れるかは違うと思います。
ぜひ今週末の土日で試してみることをおすすめします。
試験当日
- 朝起きて緊張していると感じたら、息が上がるくらいの運動をする
- 3秒吸って6秒吐く深呼吸する
- 自己暗示は声に出して行う
「運動ってなんやねん」と思われるかもしれませんが、これはバドミントンの元日本代表の潮田玲子さんが「試合のとき緊張してしまうんですが、どうしたらいいですか?」という高校生の質問に返していたものです。
緊張によって上がった心拍数以上に、運動によって心拍数を上げれば、身体の機能によって心拍数を下げる作用が働く、それによって身体の緊張はほぐれる、というものでした。
緊張をメンタルだけでコントロールするのは難しい、だから身体の緊張はとろう、というのは私にとって大事な教えでした。
さすがオグシオです。ってそれは関係ないか。
深呼吸と自己暗示に関しては、よくあるやつですね。
ただなんとなく行うのではなく、時間を測って息を吐いたり声帯を使って声を出したり、ちゃんとフィジカルに響かせることが大事だと思います。
(閲覧注意)診断士試験について考えること
ここまで直前期の過ごし方についてあれこれと述べてきました。最後に、試験から1年経った今、試験について考えていることを述べます。
これから試験に臨む方に言うべきことではないかもしれませんが、あえて書いておきたいと思います。
別に中小企業診断士試験に落ちたって死にません。
たしかに診断士を取ってから副業を新たに始め、人脈も広がりました。
中小企業診断士資格によって、大げさではなく私の人生は変わりました。
中小企業診断士は、挑戦する値打ちのある資格だと確信しています。
でも、それが仮に私の手元になかったとしても、それはそれで私の人生は続いていたはずです。
どっちの人生が正しいとか、価値があるとか、そういうものではないと思います。
中小企業診断士試験に、人生のすべてはかかっていません。
だから、年に1回のお祭りに行くような気分で、診断士協会渾身の新作事例を楽しんできていただければと思います。
ウェアラブル端末をうまく発音できない試験監督や珍妙な行動をする受験生、見たことも聞いたこともない論点の問題などを、面白がるマインド・余裕を持ちましょう。その先にきっと合格があるはずです。
ちなみに私は試験会場で休み時間に酸素缶を吸っていましたが、そのあまりの音量に、私の後方にいた受験仲間が笑っていたらしいです。人を笑わば穴二つ。。。
2次筆記試験楽しんできてください!! 応援しています!!!