こんにちは、吉田晴香です。
中小企業診断士 2次試験を終えたみなさま。改めて、本当にお疲れさまでした!!
試験を受け終わった今、合格しているのか、それともダメだったのか・・・正直分からず不安な日々を過ごしているかもしれません。
2次試験は相対評価ですし、なおさら結果が予想しづらくて、合格発表までどう過ごせばいいのか悩んでしまうと思います。
各予備校が出している再現答案が違っていたりするとさらにもやもやしますよね・・・
今日は、私が受験生時代どう過ごしていたかをお話ししますね!
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すぐに動き出せた1年目:リベンジへ決意
私は2次試験を2回受験しています。
まず1年目(令和4年度)の話ですが、私は事例Ⅰの試験が始まってわずか3分で頭が真っ白になりました。
第1問、強みと弱み聞くの!? 事例Ⅰでそんなことあったっけ?
第2問、え?もう”助言せよ”?分析は?
第3問、また”助言”?
第4問、組織構造の助言!?というかすべて“助言”問題!?
え、いままでこんなことあった????どこで点稼いだらいいの!?
と苦手な事例Ⅰで完全にパニックに陥りました。手の震えが止まらず、字がうまく書けなかったことを今も鮮明に覚えています。あまりのショックに「もうこのまま帰えろうかな」とさえ思ったほどでした。
それでも?(逆に?)事例Ⅱからは「これは記念受験だな!」と完全に吹っ切れて、集中を取り戻し、
終わってみれば、事例Ⅱ~Ⅳは調子よく解けてしまったので、
とにかく事例Ⅰが悔しくて、悔しくて、試験会場から泣きながら帰りました。
試験後は、確実に落ちたと思いましたし(結果39点の足切り不合格)、
でも一方で、事例Ⅰをなんとかすれば、来年は受かるんじゃないか!?と思えたので、
試験終わったその日の夜に、取り組みたかったけど時間が無くて断念した古い過去問をプリントアウトしたり、
ネットで関連書籍を漁ってポチリ、
翌日からリベンジに向けた計画を練りつつ勉強を再開しました。
ちょっとは休んだら?とも言われましたが、
落ちたと確信していて、悔しくて仕方なかったからこそ、気持ちを切り替えてすぐに動き出せました。
1年目は「来年必ずリベンジだ!」という選択が迷わずできて、他の受験生よりも早いスタートダッシュが切れましたし、悩むことはなかったです。
やり切った2年目:途方に暮れる…
2年目(令和5年度)はだいぶ状況が違いました。
というのも、試験には「もうやれることはすべてやり切った」と思って臨んでいたからです。
ですが、
注力してきた事例Ⅰはなんとか書き切れた…ものの、
事例Ⅱがコケたと感じ、
事例Ⅲは去年の方が書きやすかった、
得意の事例Ⅳが去年ほど点数が稼げてないだろう、予感がしていました。
終わってみれば、どの科目もパッとせず、正直、手応えは1年目より薄かったのです。
「この1年間あらゆることを犠牲にしてやってきたのに・・・やれることはすべてやり切ったのに・・・
これで落ちたら、逆にこれからどうしたらいいんだろう…?」
途方に暮れてしまうとはまさにこのことでした。
試験後はどう中小企業診断士試験と向き合えばいいのか分からなくなり、完全に気力を失ってしまいました。
再現答案を作ることもせず、結局、試験問題は合格発表をうけて慌てて口述試験対策に着手するまで一切開きませんでした。
それでも、合格発表まで何もしないまま過ごすことはできませんでした。
毎日机に向かう生活がすっかり身についていて、それが変わることもなんだか惜しかったですし。
まずは、私は結果が出るまでの間に、次なる明確な目標を立てて、その新しい目標に意識を向けて過ごしました。
診断士が受かったらこれがしたかった、という目標です。
そして、もうひとつ。何よりも大切なこと。
それは、これまで勉強を支えてくれた家族や周りの方々への感謝を返すことでした。
これまで試験勉強に集中できるよう配慮してくれたり、たくさん助けてもらったりしていたことを改めて実感しました。
家族、職場の方、取引先、友人たちの支えがあったからこそ、あきらめずに頑張れたのです。
試験が終わった後は、その感謝の気持ちを丁寧に伝え、関係を大切にすることに時間を使いました。
支えてくれた人たちへの感謝をしっかり伝えることが、私にとって試験後の大切な時間となりました。
後悔しない過ごし方を
試験結果の発表まで落ちつかない、不安な日々が続く思います。
「これが正解」という過ごし方はないのでしょう。
ですが、ただ一つ確かなのは、後悔しないように過ごすことです。
不安で不安で仕方ないという方は、
あなたにとって人生で大切なものはなんでしょうか。
今一度、時間をとってゆっくり考えてみてもよいかもしれません。
為すべきことが決まっている方は、
試験の緊張から解放された今だからこそ、一歩一歩、着実に前に進むことを心がけてください。
試験が受けられること、集中して勉強できる環境があることは、決して当たり前のことではありません。
そして時間は永遠ではありません。
私も、みなさんも、感謝の気持ちをもって、一日一日を大切に過ごすことができますように。
それではまたお会いしましょう!