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【さとすぃ】第10回目:マイベスト再現答案作成方法

こんにちは、さとすぃです。
今日は、私が取り組んだ採点サービスと、再現答案作成の方法についてお話ししたいと思います。

本年度の中小企業診断士2次試験の筆記試験が終わって約2ヶ月が経ち、口述試験を受験する資格を得た方の発表日まであと約半月の頃合いですが、発表までまだかまだかとそわそわする気持ちを再現答案の採点サービスを利用して気をまぎらわしていました。
本年度受験された方の中には採点サービスを利用されている方もいて、再現答案の作成には頭を悩ませた方もいるのではないかなと思います。

採点サービスの結果と本番の結果について

再現答案の作成や採点サービスの利用は重要だとよく言われますが、一方で 「採点サービスと本番試験の結果は必ずしもリンクしない」 という点も同時に言われているかと思います。
その理由として、以下の2点があるのではないかと思います。

  1. 過去問の解答について公式の正解が公開されていない
    採点は専門学校や講師による外部の分析に基づいているため、100%正確とまではいえない(それでも一定以上の相関があり、分析力はとてもすごいとも思います)
  2. 再現答案の精度の問題
    試験中に回答した内容をどれだけ正確に再現できるかもとても難しいことだと思います。試験時間に追われる中、1日に4事例をこなすボリュームは相当なものになります。まして、再現答案の作成を翌日以降に行おうとするとその再現には不明瞭な部分がいくつもでてくると思います。

この2点目の「再現答案の精度」を上げる方法が、今回の内容となります。

再現答案の作成方法:マイベスト手順

再現答案の作成に向けた前提として、最も重要なことは、「試験本番では回答作成に全力を注ぐことです。
試験の合否に再現答案は関係なく、本番の解答の質が大事になるのでこの点を留意しつつ、私の中でのベストな手順は以下になります。

  1. [試験本番中] 方針
    試験中は回答作成に全力
  2. [試験本番中] メモ
    回答作成のための、観点やキーワード出題用紙にきれいにメモ。
    特に使わない観点やキーワードは取り消し線をひいておく。
    事例IVの計算問題 では、最終的な解答を正確にメモする。計算過程はメモしない。
  3. [試験終了アナウンス後~解答用紙回収] 短期記憶
    回収までの時間を使って解答用紙を集中して読み、短期記憶に落とし込む

    ※解答用紙の回収が遅い席になるように事前に祈っておきます
  4. [休憩時間] ボイス入力アプリでラフに文字起こし
    休憩に入ったらすぐに、ボイス入力アプリを使って解答を文字起こしします

    手入力では時間がかかるのでボイス入力で短時間に一気に行います
    文字数や細かい言い回しの調整まではここではする必要ありません
    私はGoogle翻訳を使用しましたが、CLOVA Noteなども良いと思いますし、他にも適したアプリがあると思います
  5. [休憩時間] 解答を忘れて次の事例へ備える
    文字起こしが終わったら、記憶した解答は一気に忘れて次の事例に集中します
  6. [試験当日] 再現答案作成
    その日のうちに、文字起こしした内容と出題用紙のメモを照らし合わせて微調整します
    ※翌日以降ですとかなり記憶が曖昧になるので、試験後の打ち上げ前にやるのがおすすめです
  7. [試験当日以降] 採点サービス
    これは必須ではありませんので個人の意向に応じて、採点サービスに申し込みます
    採点サービスには枠が限られていることが多いので、できれば試験当日中に申し込むと良いです
    ※私は打ち上げを優先しましたが…。

まとめ

1番のポイントは休憩時間に入ったらすぐにボイス入力アプリで文字起こしするところになります

私は1回目の受験時には、試験時間中で精魂使い果たし、休憩時間は休息しかしていませんでした。
次の日にはなにを用紙に記入したか全く記憶しておらず、再現答案を作成しませんでした。

2回目の受験時は、翌日に出題用紙へのメモを頼りに再現答案を作成しました。採点サービスに申し込んでそこそこの合格可能性があったのですが、再現答案の精度がかなり低く信頼度も低いだろうなと振り返っておりました。

そういった経緯もあり、3回目の受験時にいかに効果的に精度を高められるかを考えて上記の手順になりましたが、かなり満足のいくものにできました。
ちなみに、同じ試験会場で休憩時間にボイス入力アプリで文字起こしをしている方は見受けられなかったので稀有な人と見られる可能性はありますが、もし次回の筆記試験を受けることとなった方へはこんな作成方法もありかなと考えてみてもらえればと思います。

今回はここまでとなります。読んでいただきありがとうございました!

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