みなさんこんにちは!吉田晴香です。
いつも「みんなの再現答案ブログ」をご覧いただきありがとうございます!
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2025年も、「みんなの再現答案ブログ」をどうぞよろしくお願いいたします!
本日は、これから中小企業診断士を目指そう!と考えている方向けに予備校選びについてお話ししたいと思います。
私は、FP1級こそ独学でしたが、中小企業診断士試験、そして行政書士試験ではどちらも予備校にお世話になりました。
それらの受験勉強を終えて改めて思うことは、予備校選びは試験の合否を大きく左右する、本当に大事な選択だということです。
有名だから、ちょっと安いから、で選んでしまうのは合格への最短ルートとはいえません。
自分に合った予備校を見極める。
資格に挑むと決めたからには一刻も早く始めたい気持ちも分かりますが、予備校選びの時間や労力を惜しんではなりません。
どこの予備校が良い、悪い、という評価ではなく、これから予備校を検討する方の参考になればと、
複数の国家試験を経験した私なりの予備校選びの基準、見極めのポイントをシェアしたいと思います。
1.無料体験講座で講師との相性チェック
みなさん日常でこのような経験ないですか?
この人、話は聞きやすいし、面白いし、感じもいい。
でもその人と別れて、家に帰ったら、あれ?あの人はなんの話してたんだっけ?
そのときの話がすごく面白かった、楽しい時間だったことは覚えてるけど、話の中身がなぜか頭に残ってない…
とある予備校の無料体験講座で私が感じたことです。
受講直後は、
「先生の感じは良さげだったしもうここに決めちゃおうかなぁ」という感じだったのですが、
一方で、偶然YouTubeのおすすめで流れてきた別の予備校講師の講義のサンプル動画が、
淡々と解説するから面白くはないけど、自分にはそれがしっくりきて、スッと頭に入るし、記憶に残るなと感じました。
あ、”私に合う” ”講義の仕方”はこっちだわ、と思いましたし、比較って大切だなぁと実感しました。
多くの予備校では、開講にあたって無料イベントを実施しています。
講師による講座ガイダンスや個別相談会、そして無料体験講座など様々です。
中小企業診断士試験は、学習期間も学習費用もそれなりにかかりますから、
いくつかの無料体験講座に参加して講師との相性チェックをされることをおすすめします。
また、こうしたイベントに参加すると割引が適用されることも多いので、お財布にも優しいですよ!
最近では、予備校も積極的にYouTube上にサンプル講義を公開していますので、そちらもチェックしてみましょう。
AAS東京・AAS関西でも、講座説明会を開催しているようです!ぜひチェックしてみてください!
2.通学受講か?WEB受講か?
学習スタイルを通学コースにするか、通信(Web)コースにするか。
ここはもう人それぞれだと思うのですが、
中小企業診断士は通学で、行政書士はWebで、受験時代を過ごした私が思うそれぞれの留意点をあげてみます。
・通学コースの場合
先ほども述べましたが、講師との相性が非常に重要になります。
講師の話し方や教え方が自分に合っているか、すぐに相談できそうか、質問しやすいか、といったことは実際に講義を体験しなければ分かりません。
また、大抵の場合、1次試験も2次試験も科目ごとに講師が異なります。
もし大手予備校で1次2次ストレートで通おうと考えている場合は、2次試験にも直結する重要科目「企業経営論」「財務・会計」「運営管理」あたりで相性チェックすると良いです。
・通信(Web)コースの場合
お目当ての講師がちゃんと受講するコースの講座を受け持つのか念のため確認しておきましましょう。
予備校によっては色々コースが用意されています。
講座ガイダンスや体験講座で登場した講師が必ず自分が受講するコースの講座を受け持つとは限りません。
受講開始してみたら、あれ!?お目当ての講師が担当じゃなかった!なんてことのないようにちゃんと確認しましょう…!
逆に、大手予備校ですと、コースによって担当講師を複数用意していて、その中から選べる場合もあります。
通学にしても、Webにしても、受講環境をしっかり確認しておき、通い続けることのイメージを具体的に持てるかどうか確認しましょう。
3.質問体制は特に予備校によってバラバラ!
受講当初は全く意識していなかったのですが、受験勉強を終えて思うことは、質問体制が整っているかどうかはとっても大事だった、ということです。
学習を始めた当初というのは、
教えられたことを頑張って飲み込むだけ、その時点では知識の使い方が分からない、だから質問が出ない。
ですが、学習が進み、アウトプットを繰り返し、合格に必要な知識がブラッシュアップされていくことで、色々な疑問が出てくるものです。
社会人が限られた時間の中で効率よく学習を進めるためには、質問サポートは使ってなんぼだと思います。
予備校の窓口で営業時間中はいつでも質問できます、としながら、講師の在席時間がめちゃ少なかったり…
質問体制がメールのみ、電話のみだったり…
また、質問回数に制限がある場合も…有ります。
その一方で、チャットシステムを使ってすぐに講師に質問ができたり、
Zoomを活用して、あらかじめ決められた時間枠を指定予約して質問できたりする予備校もあります。
この場合、自分の投げた質問がいつ返ってくるのか、まだかまだか、と待つこともなく、
とてもスムーズで、ストレスなく学習を進められます。
自分が質問しやすい環境が整っているかどうかをチェックすることが大切です。
4.テキストの形式は紙か?デジタルか?
もう一つ確認したいのが、テキストの提供形式です。
計算系科目は手を動かして問題を解くことが重要なので紙のテキストオンリーでも良いですが、
知識系科目はデジタル形式で提供されていると便利です。
私は、知識系科目のミスノート(最終的にファイナルペーパーになるもの)はデジタルでまとめて、いつでもどこでも見直せるようにしていましたし、
テキストをAIに音読させて耳で覚えることも結構やっていたので、デジタル形式で提供があることは必須でした。
自分の学習スタイルに合うテキストの提供であるかもチェックです。
5.自習室の利用は必要か?
最後に、自習室の環境についても考えてみましょう。
私の場合は、自宅で黙々と一人で勉強するのが一番捗るタイプだったので、予備校に自習室環境があるかどうかは全く重視しませんでした。
ですが、自宅では学習が難しい方、喫茶店など外の方が捗るという方もいらっしゃると思います。
そういう方にとっては、自習室環境が整っているかどうかは優先度が高くなりますね。
どのような環境だと自分が最も集中できるのかも考えてみましょう。
+α 最終的に決め手となったのは
予備校選びは、これからの長い受験勉強を左右する大切な決断です。
わたしはこれらご紹介した5つのチェックポイントをもとに
そして最終的には、AASの『論理の妥当性で勝負する』という理念に惹かれて、AASを選び、
その理念に基づいた指導にそって勉強に取り組み、その年に合格することができました。
これから診断士試験に挑戦しよう!と考えてらっしゃる方は、ぜひ
体験講座に参加して複数の予備校を比較をしたり、質問体制やテキストの形式、自習室の環境をしっかり確認して、
自分にぴったりの予備校を見つけてくださいね。
みなさんが効率よく学習を進めていかれることを心から応援しています!
それでは、またお会いしましょう!