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口述試験の思い出(くろのゆ)

くろのゆです。本日もお読みくださり、ありがとうございます。

さて、先日ようやく診断士二次試験の、口述試験を受ける資格を得た方の発表がありましたね。結果はいかがでしたでしょうか。無事に合格された方も、なんとか合格された方も、残念ながら不本意な結果に終わってしまった方も、お疲れさまでした。

そして合格された方は、次の日曜日に口述試験ですね。他の投稿者の方も書かれていますが、今回は私の口述試験の思い出を振り返っていきます。いつも以上に時系列をなぞったエッセイ的な記事になること、何卒ご容赦ください。

目次

信じられない合格発表

合格発表の日は平日で、普通に仕事をしていました。なんなら合格発表される時間の直前までクライアント先での長丁場の報告会があり、資料作成やリハーサルに追われててんやわんや。正直、合否なんか気にしている暇がないくらい忙しかったことを覚えています。

そして何とか報告会を乗り切って、クライアントの入居するビルのロビーでこっそり合格者番号を確認。番号がずらっと並ぶだけの合格者発表のページを(スマホだと数字が小さくて目が滑るなあ…)と思いながら見ていき、自分の番号を発見!

しかし、最初は信じていませんでした。筆記試験最後の難関、事例Ⅳでイージーな計算ミス・問題文の解釈違えミスをやらかしたことを認識していたので、なんど番号を確認しても実感が持てず。最終的に、試験を受けていた友人に受験票の画像と合格者番号一覧を送って照合してもらう始末。「大丈夫、受かってるよ笑」とのLINEで、ようやっと受かったことを実感してその場に座り込むほどでした。

さて口述試験、……いかに備えようか?

合格発表で安堵したのもつかの間、10日後に迫る口述試験とやらを準備しないといけないことを思い出す。筆記試験後から業務の多忙に拍車がかかり、正直まともに情報収集していなかったのですが、とりあえず当時の会社の同僚の診断士ホルダーに聞いてみることに。

同僚から得られた情報は、以下の通り(同僚は養成課程修了者のため、試験は受けていなかった)でした。

  • 口述試験はほぼ100%受かる
  • 筆記試験の解答について聞かれる
  • 特に点数の低い科目を詰められる
  • 試験官が怖い
  • スーツを着ていかないと落ちる

今振り返ると、ほんとか?と思うことも含まれています(特に一番下)が、どうも得体のしれない試験らしいということがわかり、当時の自分はにわかに不安を覚えたことが思い出されます笑

とりあえず、対策せねば!と思ったところ、Web本科コースでお世話になったAASで、筆記の合格者向けに模擬的な口述試験練習を開いてくれるとの案内をいただき、渡りに船と申し込みました。他の予備校でも、大なり小なり似たような対策を開いてくれるので、その点は不安に思うことはありません。ただ例によって早々と埋まってしまうことも予想されるので、早めの申し込みはお忘れなく!

事前に、再現答案を見返したり、筆記試験の与件文や各予備校の出した想定回答を熟読しておきました。筆記試験から時間もかなり立っているので、そらで与件企業の概要や問題文などを言えるくらいには頭に入れておこうと思っていたはずです。

そして模擬面接では、講師の方が面接官役として、想定質問を投げて、それに答えるという本番想定の練習機会を積むことができました。他の参加者の方の面接の様子も聞くことができるので、(この切り返しはうまいな)とか(ここ自分も詰まりそうだな…対策を考えておこう)など、学びが多かったです。

この経験から一つお伝えしたいことは、頭でいくら準備していても、面接の場は絶対に緊張するということです。模擬面接でも呂律が回りにくい、考えていたことがスムーズに出てこないことが少なからずありました。逆に1回でも経験しておけば、本番はかなり余裕をもって臨むことができます。仮に予備校等の主催する会に参加しない場合でも、友人や家族、先輩診断士などに一度模擬面接をしてもらうことを強くお勧めします。

口述試験本番の流れ

合格発表と同時に合格者には口述試験の案内が通知されます。多少タイムラグがありますので、2~3日後には手元に届くはずです。案内は非常にシンプルで、開始予定時間・試験会場、班番号が示されます。

私の場合は、自宅から徒歩圏内の大学のキャンパスが指定されたので、移動や心理的なプレッシャーの面でも楽でした。開始予定時刻の30分前に受付を済ませる必要がありますので、その点だけ注意してアラームをかけました。

当日はテンションの上がる音楽を聴きながら徒歩で会場に向かいました。受付を済ませると、まず1階にある大教室に案内されました。ここには試験開始を待機する多くの受験生が集っており、思い思いに集中したり、与件文などを確認したりと適度に緊張感をもって過ごしていました。私も試験の与件文を読み返して、頭の中で想定問答や回答の流れを振り返っていました。20分ほどすると呼び出しがかかったので、案内の係員についてほかの受験生数十人と階上に向かいます。

いよいよ試験会場かな?と思っていましたが案内されたのは小さめの講義室で、入室した順に着席しました。ここでは、係員の方から試験の説明を受け、流れ作業的に一列ずつ受験生が部屋の外に案内されます。一人一人に係員の方が個別に試験会場となる教室へ誘導してくださり、自分の名前が呼ばれるまで教室外の椅子で座って待機すること、終わって呼び出されたらノックをして入室すること、など最後に案内をしてくれます。

基本的にどの受験生もスーツ姿(別に試験のルールで決まっているわけではありません、念の為)だったのですが、待っている際に私服にリュックサックの受験生が通りがかって、(剛の者だなあ)と感じていました。

座って2~3分で前の受験生が出てきましたので、ノック⇒返事を待って入室します。小ぢんまりとした部屋の奥に、試験官が3人座っておられ、その対面に私の席が設けられていました。結構距離があり、就職の面接みたいだなと思っていました。

で、肝心の質問内容ですが、すみません、あまり覚えていません。。頭の中でシミュレーションを重ねたとはいえ、やはり緊張していたようです。。ただ、複数の事例について聞かれたこと、必ずしも点数の低い科目から聞かれたわけではないことなどをおぼろげに覚えているのみです。

試験官の方の反応はニュートラルで、特に詰める感じでも、過度にフレンドリーな感じでもありませんでした。中央の方が何回か質問をしたのち、周りの方から1~2個の質問を受けて、終了です。

おわりに

そんなこんなで、口述試験の思い出でした。肝心の質問内容をろくに覚えていないという体たらくで恐縮ですが、なんとなくの空気感をつかんでいただけたなら幸いです。

受験生のみなさまの良い結果をお祈りしております!

ここまでお読みくださりありがとうございました!

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