目次
はじめに
今回は「保険受験」についてお話しします。
保険受験とは
ここでいう「保険受験」とは、2次試験の2回目を受験する年に1次試験を再受験することです。
保険受験の最も大きな目的は、2次試験のリスク回避として、翌年の2次試験受験資格を確保することだと考えます。
保険受験について
私は2回目の2次試験で合格しましたが、その際に「保険受験をするべきかどうか」を少し考えたことがありました。
その時は、①2次試験以外の勉強に時間を割きたくなかった、②もし2回目の試験に落ちたら撤退しようと考えていたことから、保険受験はしませんでした。
しかし、今振り返ると、受験できるのであれば、保険受験をしても良かったかなと思います。
その理由は以下の通りです。
① 2年目になると過去問や問題集を一通り解いているため、勉強する内容が少なくなる。
② 1次試験の勉強が2次試験の得点に直結することがあるため、1次試験を受験することで2次試験の準備にも有利になる場合がある。
例えば、令和6年の事例2で「消費者にもたらす感覚価値と観念価値を意識して」という問題が出題されましたが、令和3年の企業経営36問で「基本価値、便宜価値、感覚価値、観念価値の4つの価値」という問題が出題されていました。
この問題を復習していた受験生は、かなりのアドバンテージを持っていたと思います。
さいごに
受験までまだ時間があるので、焦らずに計画的に準備を進めてください。