はじめまして、こんにちは。今回から記事を書かせていただくことになった「おくと」です。まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。
名前:おくと(ペンネーム)
年齢:20代前半
職業:大学生
保有資格:中小企業診断士
おそらく、今回の執筆メンバーの中でもかなり年少だと思います。大学生のうちに診断士試験に挑戦し、独学でストレート合格を果たしました。診断士試験の世界では珍しい経歴かもしれませんが、そんな自分の経験がこれから受験を考えている方の参考になればと思います。
診断士を目指した理由
診断士を目指したきっかけは大きく3つあります。
- 就活で語れる強みが欲しかった
大学生活の中で「何か他の人にはない強みを持ちたい」と考えていました。診断士試験は難関資格であり、取得すれば強い武器になると考えました。 - 社会人になる前にビジネス全般の知識を身につけたかった
診断士試験の範囲は、経営・財務・法務・情報など多岐にわたります。社会に出る前にこれらの知識を体系的に学ぶことで、将来の選択肢を広げられるのではと思いました。 - 将来的に独立したい
今すぐではないですが、いずれは自分の力で仕事をしてみたいと考えています。そのためにも、診断士という資格を取っておくことが長期的にプラスになると判断しました。
勉強期間と勉強法
勉強期間:2024年2月~2025年1月(口述対策まで含めて約1年間)
1次試験の主な教材:まとめシート
2次試験の主な教材:ふぞろい、事例Ⅳ全知全ノウ
最初は「大学生のうちに取れたらいいな」くらいの気持ちでしたが、勉強を進めるにつれて「独学かつストレートで合格したい」という思いが強くなりました。結果的にその目標を達成できたのは、自分なりに工夫して勉強を続けたからだと思います。
特に意識したのは、
- スキマ時間を活用できる体制作り(単語帳アプリやメモ帳を活用)
- 自分が繰り返しミスするポイントをまとめて汎用性の高いファイナルペーパーにする
- インプットよりアウトプットを重視する
という3点です。独学だからこそ、効率的に学習することを常に意識していました。
試験結果と振り返り
1次試験
科目 | 目標点 | 実際の得点 |
経済学・経済政策 | 68 | 60 |
企業経営理論 | 70 | 72 |
財務・会計 | 60 | 72 |
運営管理 | 70 | 75 |
経営法務 | 68 | 60 |
経営情報システム | 60 | 48 |
中小企業経営・政策 | 60 | 51 |
合計 | 456 | 438 |
運営や財務は得点できましたが、情報が想定よりも低く苦戦しました。自分にとっては最も難しい科目でした。
2次試験
科目 | 目標点 | 実際の得点 |
事例Ⅰ | 70 | 64 |
事例Ⅱ | 65 | 59 |
事例Ⅲ | 60 | 60 |
事例Ⅳ | 70 | 66 |
合計 | 265 | 249 |
事例Ⅰ(組織・人事)は比較的得意でしたが、事例Ⅲ(生産・オペレーション)は最後まで苦手意識が残りました。
診断士試験を受けてよかったこと
この試験を受けてよかったと感じることは3つあります。
- ビジネス視点で物事を見る力がついた
日常生活でも、学生ながら経営目線で物事を考えられるようになりました。例えば、飲食店に行くと「この店の回転率は?、利益率は?」と推測するクセがつきました。 - 診断士を通じた人とのつながりができた
試験に合格したことで、すでに診断士の方々とのつながりが生まれています。これからも増えていくのが楽しみです。 - 自信がついた
独学&ストレート合格を達成したことで、「やればできる」という自信がつきました。これは就活や今後のキャリアにもプラスになると感じています。
今後について
将来的に独立は考えていますが、現時点ではスキルや人脈が足りないため、まずは経験を積むことが最優先だと思っています。診断士としての活動をどう広げていくか、今後のブログ執筆を通して考えていけたらと思います。
これから1年間、よろしくお願いします!