第１問（配点20点）
(a)強み
地元密着で質の高い輸送・倉庫サービスと物流コーディネート力。
(b)弱み
旧態依然の管理体制と、紙ベースの非効率な受注管理。
第２問（配点20点）
理由は、A社従業員は地元志向が強く、首都圏での新規開拓意欲が弱いためである。狙いは長女の大手物流企業での勤務経験を生かし、新たなメンバーにより物流コーディネート業務を確立することである。
第３問（配点20点）
理由は①長男の持ち前の物流システム提案力に期待、②県内進出にあたり県内が地元でリソースを持つA社を外部協力先として期待、③受注・在庫管理の高度化を期待したからである。
第４問（配点40点）
（設問１）
狙いは①組織文化の違う首都圏事業部と県内事業部の融合、② 人手不足の首都圏事業部へ県内事業部の人材を機動的に補充、③県内事業部の受発注管理のデータ化である。
（設問２）
施策は①旧態依然の管理制度を改め、多様な専門人材も正当に評価できる能力評価制度を採用、②情報システム部で県内事業部を含めた全社的な高度な受発注・在庫管理を構築、これらで３PL事業を展開していくべきだ。
