第1問(配点25点)
(設問1)
(a) | (b) | |
① | 有形固定資産回転率 | 11.26回 |
② | 売上高営業利益率 | 1.01% |
③ | 負債比率 | 606.94% |
(設問2)
テナント活用や店舗運営の効率化で効率性は高いが、製品開発から販売に至る一貫体制の構築・維持コストがかさみ収益性が低く、長期借入で賄っており資本構造安全性が低い。
第2問(配点20点)
(設問1)
(a) | 6800 袋 |
(b) | 0 袋 |
(c) | 2696000 円 |
(d) | X社向け生産数量をx、Y社向け生産数量をg、貢献利益をP(円)とする。 (営業利益が最大のとき、貢献利益も最大) 与条件より、x+2.5y≦10,000、2x+2.5y≦13,600、0≦x≦6,500、0≦y≦4,200、P=(3,000-1,780)x+(4,800-3,380)y=1,220x+1,420y Pを最大化するx,yの組は、(x,y)=(6,800、0)で、この時の営業利益は、Pー5,600,000=8,296,000ー5,600,000=2,696,000円 |
(設問2)
(a) | 4905 円 |
(b) | 与条件より、x+2.5y≦10,000、2x+2.5y≦13,600、y≧2,400、これよりx≦3,800より、(x、y)=(3,800、2,400)のとき、貢献利益P´が最大となる。 求める価格をAとすると、P´=1,220x+(Aー3,380)y P´≧Pとなればよいので、1,220×3,800ー2,400Aー3,380×2,400≧8,296,000。これを解くと、A≧4,905円 |
第3問(配点30点)
(設問1)
(a) | 36 万円 |
(b) | 74 万円 |
(設問2)
(a) | 20.88 万円 |
(b) | 初年度期首のCFは、△540+70=△470万円 初年度期末のCFは、30×(1ー30%)+(60-20)ー25=36万円 2年度期末のCFは、70×(1ー30%)+(60-20)ー15=74万円 3~8年度期末のCFは、70×(1ー30%)+(60-20)=89万円 9年度期末のCFは、89+40万円 したがって、求めるCFの正味現在価値は、△470+36×0.917+74×0.842+ 89×5.033×0.842+40×0.460=20.882・・・ |
(設問3)
(a) | ー41.30 万円 |
(b) | 実行すべきで ない |
(c) | 営業利益が予測の7割にとどまる場合、初年度期末のCFが6.3万円、2~9年度期末のCFが14.7万円減少。 よって、この場合のCFの正味現在価値は、△470+29.7×0.917+59.3×0.842+74.3×5.033×0.842+40×0.460=△59.567・・・ よって、求める正味現在価値は、20.882×60%+(-59.567)×40%-30=△41.297・・・ |
第4問(配点25点)
(設問1)
各事業部の利益を算定するにあたり、事業部間販売で得た製品が一定の割合の利潤を上乗せしたものになっているため、それを除いた形で貢献利益を算定して評価する必要がある。
(設問2)
設備投資により増加した利益は事業部長の評価とは言えないので、それを控除した形で評価する事に留意すべきである。