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R06年度事例4(得点 90点)

第1問(配点25点)

(設問1)

(a) (b)
有形固定資産回転率 11.26回
負債比率 606.94%
売上高総利益率 59.01%

(設問2)

特徴は、自社工場生産で顧客の評価が高く効率性は良いが、来店客数と客単価がコロナ禍以前の水準でなく競争環境が激しく一貫体制の構築・維持コストで収益性、安全性が悪い。

第2問(配点20点)

(設問1)

(a) 6500 袋
(b) 240 袋
(c) 2670800 円
(d) X、Yの時間あたり限界利益を算出する。
X:限界利益1220円/袋、直接作業時間あたり1220円、機械運転時間あたり610円
Y:限界利益1420円/袋、直接作業時間あたり568円、機械運転時間あたり568円
より時間あたり限界利益の大きいXを優先的に生産する。
Xを6,500袋生産すると直接作業時間6,500h、機械運転時間13,000hより残りは直接作業時間3,500h、機械運転時間600hとなる。
機械運転時間より600h÷2.5h/袋=240袋
営業利益=6500×(3000-1780)+240×(4800-3380)-5,600,000=2,670,800円

(設問2)

(a) 4896 円
(b) 一袋あたりの直接作業時間X1.0h,Y2.5h、機械運転時間X2.0h,Y2.5hより
Xの生産量をx,Yの生産量をyとすると、
直接作業時時間x+2.5y≦10,000
機械運転時間2x+2.5y≦13,600
が成立するx,yを求めると、x≦3600袋,y≦2560袋
最大数量の時に営業利益が最大になる。
Yの販売価格をtとすると、稼働時間からの最大営業利益より
営業利益=3600×1220+2560×(t-3380)-5,600,000≧2,670,800
よりt≧4895.156円のため4,896円以上

第3問(配点30点)

(設問1)

(a) 36 万円
(b) 74 万円

(設問2)

(a) 15.05 万円
(b) 正味現在価値=各年のCFの現在価値の合計-初期投資費用を求める。
CF=営業利益×(1-税率)+減価償却費-運転資金増加額+設備売却価格より
1年目CF=(30-110)×0.7+40-25+110=69
2年目CF=70×0.7+40-15=74
3-8年目CF=70×0.7+40=89
9年目CF=70×0.7+40+40=129
より正味現在価値=106×0.917+74×0.842+89×(5.033-0.842)+129×0.460-540+70=51.849

(設問3)

(a) -16.02 万円
(b) 実行すべきで ない
(c) 増加営業利益の期待値を算出する。
1年目営業利益=30×0.6+30×0.7×0.4=26.4
2 年目以降=70×0.6+70×0.7×0.4=61.6
より予測との差額は
1年目=26.4-30=-3.6万円
2-9年目=61.6-70=-8.4万円
より正味現在価値の差額=-(30+3.6×0.7×0.917+8.4×(0.842+0.842×5.033+0.460)×0.70)=-64.8847
予測との比較でNPV=51.849-64.884 =-16.02<0のため採用しない

第4問(配点25点)

(設問1)

問題点は①加工事業部からの販売価格が市場価格以下の場合、本来得られた利益を得られないこと②市場価格以上の場合、他の事業部の仕入れコストが上がり利益を圧迫すること。

(設問2)

留意点は①投資の意思決定権がないためプロフィットセンターとして評価すること②利息等を含めない貢献利益で業績評価をすること。

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