読者の皆さん、こんにちは。AAS東京の金森です。
元号が変わり10日目を迎えましたね。
そのような中私事で恐縮ですが、この度平成の終わりとともに、15年間勤めた民間企業を退職し、令和の始まりとともに、とある地方都市の公的施設で中小企業・起業家支援を行う職に就いております。
中小企業診断士の資格取得を目指した当初は、あくまで勤め先の企業の中で知識を活かす企業内診断士という姿を想像するくらいで、まさか自身がこのような転職をすることになろうとは思ってもみませんでしたが、いよいよ本格的に資格を活かすときがやってまいりました。
本日は、同じく他の地方都市で中小企業支援にあたる方たちと研修に参加してまいりました。
研修のスタイルは、5、6人を1チームとした複数のチームに分かれ、実在の中小企業の課題についてグループディスカッションするというものでした。AASの講義スタイルと似通っており、AAS東京受講生時代を思い出しました。独りでうんうんうなって答えが出ないものも、複数のメンバーで意見を出し合ううちに論点が整理され、徐々に洗練された答えとなっていきます。「3人寄れば文殊の知恵」とはよく言ったものです。
もちろん、試験本番は孤独に事例問題に立ち向かわないといけませんが、勉強過程においては、なるべく周囲の意見に耳を傾けつつ、その中で妥当性ある解答が何かを自身で考える機会が作れるとよいと思います。
人の振り見て我が振り直せ
が成長への近道だと感じます。
次回以降は、私もまだまだ修行の身ではありますが、転職という機会を得ましたので、私が目の当たりにする中小企業支援の実務を通じて、
- 診断士試験の事例対策のヒント
- 診断士の仕事のイメージ
について皆さんにお知らせしていきたいと考えております。