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実務補習と二次試験の密接な関係

こんにちは、AAS東京の平野です。

二次試験を突破すると実務補習というのがあります。
(人によっては、三次試験とか言ったりしますが)
これは、診断士登録するために15日間の実務を行う必要があり、そのための補習にあたります。1企業5日間を3回行うと晴れて診断士登録ができます。

なぜこのタイミングでこんな話をしているかというと、今年の夏の実務補習がちょうど始まっているからです。今実務補習を振り返って見て感じているのは、この補習は二次試験のプロセスを実体験としてなぞっているなということです。

実務補習の流れは、始まるまでに対象企業の外部環境を各自が調べてきます。補習が始まる前にある程度は頭に業界構造等を入れておくとと、経営者への質問内容を考えることです。

1日目

指導員と他のメンバーとの顔合わせし後、ヒアリング内容のチェックです。この時点で外部環境と会社のHP等から予測した内部環境からおおよその経営課題をつけておきます。そしていよいよ経営者面談。
当初の予想通りの経営課題のケースもあれば、全くアテが外れるケースもあります。1日目は経営者面談までして終わるケースがほとんでです。
この時点というのが、二次試験で言えば与件文を読み終えた状況ですね。

2日目

前日のヒアリング内容をもとに、対象企業の経営課題を明確化し報告書の方向性を固めます。多くの場合はこの時点でSWOT分析を行います。二次試験で言えば設問を読み込んで与件文との紐づけをしつつ、回答の方向性を定める状況ですね。
1日目と2日目は連続で行い、3日目までは大抵5〜6日間が空きます。ここをしっかり方向性を定めておかないと3日目以降が大変なことになります。

3日目

各自分担した報告書の内容をすり合わせて4日目には完成まで持っていきます。分担したところ通しで漏れはないかダブりはないかなどのチェックをしていきます。二次試験で言えば書く工程にあたります。

4日目

いよいよ報告書の完成です。ギリギリまで細部を詰めて精度を高めていきます。最後は大抵製本作業を行います。二次試験でいうと見直しの段階ですね。

5日目

完成した報告書をもとに経営者を訪問し説明します。ここは二次口述にあたります。実務補習でもやはりここが一番緊張します。本番までに何度もリハを行うのはもちろんのことです。

改めて、当時を振り返ってみると見事に二次試験に当てはまるなと思いました。この記事を数ヶ月後に合格した皆さんがまた参考に見ていただけることを願って

また次回!

第2回 2次公開模試(9/14、15、16開催)

真に受ける価値がある模試を提供するために、問題作成から採点システム、採点方法まで、数々の工夫を凝らした2次試験対策 公開模試を実施します。

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