こんにちは、AAS東京の平野です。
もうすぐ11月です。
連休もありますし試験のことを暫し忘れて、家族サービスや自分がしたかったことなどに時間を当てることをお勧めします。
さて、この時期の私の思い出というとやっぱり合格した年の話になります。この年は5回目の二次試験で、終わった瞬間に「今年もダメだった」と初めて感じた試験でした。一次から通算で8年続けてきてなかなか受からず、家族との時間も結構犠牲にしたので、もう診断士試験はやめようと思い家族に話をしたのもこの年でした。
だからこそ、妙な開放感があったのかもしれませんね。普段はしないことをしようと、家族に誘われるままに近所の大学の学園祭へ行ったり、温泉へ行ったりと初めてのんびりした記憶があります。それ以前は、いろいろ情報を収集しては日々一喜一憂しながら常にソワソワと落ち着かない日々を過ごしていたので、12月にダメだったときのショックも大きかったと思います。
また、もう診断士試験は受けることはないと思い再現答案も作りませんでした。で運命の合格発表の金曜日・・・・・を忘れていました。翌日土曜日も珍しく子供がカラオケに行きたいと言い、初めて家族でカラオケに行って夕方帰ってくると、ポストに診断士協会から何やら入っています。「えっ・・?!」という感じで見てみるとなんと口述試験の案内で、その場で家族でよかったねーと飛び跳ねた記憶があります。(ちなみに、当時は合格者にはポストに案内が届けられ、不合格者には数日後簡易書留で結果が送られてきていました。今もかな?)
私の合格体験記を読むとわかるのですが、その年は受験校等は一切通わなかったのですが、まずはお世話になった早坂先生へ一報を入れました。なんと、口述対策の支援をしていただけることになり、それをもとに1週間で試験問題を思い出しながら対策をした記憶があります。(再現答案を作っていなかったので実はとっても困った)でも、なんとか無事に口述試験も終わり年内には合格発表を迎え無事に合格することができました。結局、何年もなりたかった診断士になれたので、そこからは一気に実務補習15日間を走り抜け、4月には診断士として登録することができました。
一つ誤算だったのは、受験生時代よりもある意味忙しいことでしょうか・・・
(嬉しいことですが・・・・)
よく診断士試験はつかみどころがないと言われますが、私自身も一番できないと感じた年に合格しているので、合格日を迎えないとほんとにわからないと感じています。一つだけアドバイスするとすれば、諦めても再現答案は作った方が良かったということでしょうか?
あっ、もう一つだけアドバイス。
やっぱり診断士になれてよかったと思っています。(諦めたけど諦めなくてよかった)
なかなか合格しない時に知人から又聞きで「診断士試験は諦めなければいつか受かる試験だよ」と聞いて、諦めきれずに受け続けていました。本当になりたいと思ったらやっぱり諦めないことが重要なんでしょうね。
(と言いつつ、受かった年の試験の後に諦めたのは今思うと不思議ですが、そういうことだったのかなと・・・・)
約7ヶ月間(3週おき)に渡ってブログを担当してきましたが、今年度は今回が最後にになります。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。