不合格となり、思ったこと。

こんにちは。上海カニ子です。

口述試験を受験された方は、お疲れ様でした。年明けの合格発表の後は、今度は実務補習の準備でバタバタしますよ〜。今のうちに、中小企業診断協会のホームページで実務補習の日程をチェックして、会社に有給の申請をしておいてくださいね。私は今回は、2月の1回コースに申し込みました。どこかでお会いできるといいですね。

そして今年度の診断士試験が残念な結果に終わった方、今いかがお過ごしですか?
既に予備校の説明会などに参加したり、来年への準備を進められている方は、安心ですね。shinさんのブログにもあったとおり、 気持ちが早く切り替えられれば、それに越したことはありません。今度こそ良い結果に向かって、頑張ってください!

一方、まだ何も動く気がしない方、それはそれでありだと思います。かくいう、2年前の私もそうでした。筆記試験の発表に自分の番号が見つけられず、不合格通知を受け取ってようやく現実を受け止めましたが、以後は悲惨なもので…。雨が降れば降ったで、「ああ空も悲しんでいる」と気分はどんよりとして、晴れたら晴れたで、青く高い空が目に染みて泣けてくるのです。「なぜあの時、こうしなかったのだろう。」と、後悔ばかりが先に立ちました。

だから、上海に行くことに決めたのです!唐突ですみません。この1年、封印していた旅行の計画でも立てれば気分転換にでもなるかなと、でもお金がないので近場で航空賃が安い上海に決めました。そうと決まれば旅行の準備を開始!診断士関係のことは、年明けに開かれる各予備校の説明会の日程をインターネットでチェックして、年内の作業はおしまい。そして、なけなしの貯金をはたいて(でも予備校の授業料だけは取っておいて)、旅立ったのでした。

しかし、結果は散々でした。なんと一番楽しみにしていた上海蟹が食べられなかったのです。日本からわざわざ予約したレストランに着く直前で、胃腸の調子がおかしくなり、 一口も口にできませんでした。蒸した蟹の甲羅に紹興酒を注ぎ、蟹味噌と共に美味しそうにすする夫を、ただ横目で眺めているだけでした。

ホテルに戻ってしみじみ感じましたよ。「私はまだ幸せになれる状況じゃないんだ」と。中途半端に努力して、安易に幸せを得ようとするから失敗するのだと。 次の受験に向けて、気持ちの整理がついた瞬間でした。もう一切の妥協は捨てて、勉強に邁進しようと、そうすればきっと究極の喜びにたどり着けるはずだと思い、今一度の努力に向けて、決意を固めたのでした。

皆さんも次の受験に向けて、どこかで気持ちの整理をつけて頑張ってください。悔しければ悔しいほど、落ち込めば落ち込むほど、その先に待つ喜びはきっと大きいはずですよ。いくらもがき苦しんでも少しずつでも前に進めば、いつかたどり着けるはずです、究極の歓喜に。それまでは歯を食いしばって、上海蟹でも思い出しながら踏ん張ってください。

ずっと応援していますからね!!上海カニ子でした。

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