60分なら、2分05秒のロスタイム。【1次】

おはようございます。
AAS東京の卒業生、北陸テツ子です。
先日受験したビジネス実務法務2級は
受験校の解答速報ベースですが
9割得点できた模様です。
今年3月には知的財産管理検定2級も
9割5分の得点で合格しました。
診断士と違って、特定の分野に絞った出題で
しかも、解けば解くほど得点が上がるので
これらの勉強はたのしく取り組めました。
私は昨年、2次の受験資格はありましたが
1次試験を7科目受験しました。
そのとき経営法務が56点だったので、
ちょっと私これではマズいかな…と思って
これらの法務検定に取り組んだ次第です。
特にビジネス実務法務2級のほうは
過去2回も落ちているので、
ようやく自信を取り戻しました^^
今回の試験の際に、
診断士1次にもきっと活かせる
ひとつの気づきがありましたので、
今日はそれをお伝えいたします。
――――――――――――――――――
ビジネス実務法務2級は、
2時間で40問を解く試験です。
選択式(五択)のマークシート方式で
設問文はさほど長くないのですが
選択肢の文章が5~6行ずつあります。
診断士で言えば、経営法務よりも
企業経営理論のような雰囲気です。
ひたすら長文を読んで間違い探しをするので
2時間ずっと集中することはできません。
途中ふっと気が遠くなったりします。
上述のとおり
私はこの試験に2回も落ちていますので、
今回は万全を期して
「セルフ模試」を3回やりました。
「セルフ模試」というのは
時間を測って、本試験と同じような環境で
過去問を解くことを指します。
(昨年のAAS東京本科生のあいだで流行った言葉です)
「セルフ模試」のポイントは、
「いかに本番同様の環境下で取り組むか」。
過去問に取り組むにしても
カフェでコーヒーをすすりながら解くのと
図書館で時間を測って解くのとでは
得られる効果は当然違ってきます。
――――――――――――――――――
そんなセルフ模試を3回もやっておいたのに
今回の試験では、終盤で時間が足りなくなり
あわてて解く羽目に陥りました。
試験終了直後の実感としては
「やっちゃったなぁ…」と心底思いました。
なぜ、時間が足りなくなったのでしょうか?
セルフ模試のやり方で
ひとつ失敗をしてしまったためです。
それは「マークシート用紙」を
準備しなかったこと。
診断士1次のときは、マークシート用紙を
パワポで自作して、プリントアウトして
それをセルフ模試で使っていました。
しかし今回はそれを怠って、
ノートに解答を記入する方法を
とってしまったのでした。
(そのほうが復習しやすいので…)
A:「ノートに選択肢の記号を書く」
B:「マークシートの選択肢を塗りつぶす」
AとBの所要時間を比べると、
Bのほうが長いのです。
サーブリッグ分析ばりに
Bの「動素」を細かく分けてみますと…
①マークシートの該当箇所を探す
②問題用紙の選択肢記号を再度確認する
③塗るべき記号の欄を目視する
④はみださないように中心部から塗り広げる
(外枠から塗る方法は私は苦手です)
⑤濃く塗ると削れてしまう黒鉛の粉を払う
(手で払うと汚れるので息を吹きかけたりします)
けっこうな作業内容です。
テキパキやっても5秒はかかると思います。
特に私はA型のため、④や⑤で失敗すると
消しゴムで消して塗り直す、という
余計な作業まで増やしてしまいます。
しかし、あまり急ぎすぎると、今度は逆に
転記ミスを招きかねないので
その5秒を短縮するのは危険だと思います。
避けられない「5秒」は
あらかじめ生産計画に組み込んでおかねば
なりません。
――――――――――――――――――
というわけで、本日のタイトルの
「60分なら、2分05秒のロスタイム」
とは、マークシートを塗りつぶす
所要時間のことでした。
60分の科目なら、だいたい25問なので
5秒×25問=125秒(2分05秒)の
マークシートを塗りつぶす時間が要ります。
90分の科目なら、多くて44問だとして
5秒×44問=220秒(3分40秒)の
マークシートを塗りつぶす時間が要ります。
過去問を使ったセルフ模試はもちろん、
ふだんの問題集を解くときにも
マークシート用紙を使って、
塗りつぶす作業や時間配分に
慣れておくことをおすすめいたします。
最後に余談ですが、
私は2本のシャープペンを
使い分けています。
上はマークシート用。下は筆記用です。
マークシート用には、0.9mmでBの芯の
製図用のものを使っています。
芯が太くて濃いので、塗りつぶす時間が
ほんの少し短くなるような気がしています。
ただしマークシートでも、氏名や受験番号を
書くときには筆記用を使います。
筆記用は、握りやすさ重視で選んでいます。
弘法大師のマネはせず、
「筆を選ぶ」のも重要だと思っています。
駄文におつきあいくださり
誠にありがとうございました。
本日はここまでとさせていただきます。

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