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“中小企業診断士として” って言われても…

はじめまして、ほそかわ(仮)です。
今回から毎月第4週目の金曜日に登場します。どうぞよろしくお願いします。

概要

 対象(誰に):中小企業診断士受験生全員
 内容(何を):学習する際の心構え
 方法(どう):妄想のすすめ

内容

第1回目は、私が結果的にたどり着いた学習する際の心構えについてお話します。
その心構えとは、“自分は中小企業診断士である” と意識することです。
「そんなの当たり前。すでに出来ている。」という方は素晴らしいです。この記事はスキップして下さい。

2次試験問題の設問文に、「中小企業診断士として助言せよ」と時々書かれていますよね。
スクールの講義や書籍でも、「中小企業診断士らしく多面的に解答しましょう」とあります。

ですが、その「診断士として」が、頭では理解できていても、どこか掴みどころがない気がしませんか?「診断士らしく」 “フレームワークや切り口をたくさん持っておく” ということなのでしょうか…。

私はある方法によって “中小企業診断士として” を少し掴めた気がしました。
その方法とは、「妄想」 です。
“自分が経営コンサルタントとして経営者から依頼を受けたシーンを妄想する” ことです。

興味を持って頂いた方は、まずは軽くでも構わないのでそのシーンを妄想してみて下さい。
経営者を前にして皆さんはまず何を考え、どのように話を進めましたか?

私は、ただ妄想するだけでなく、妄想した会話の流れを以下のように書き出しました。
 1. 相談の内容を聞かせて下さい
 2. 社長の想いを聞かせて下さい
 3. 現状と想いにギャップがある原因を調べます
 4. 課題がいくつか見つかりました
 5. 今後の方向性について相談しましょう
 6. まずはこの対策をお勧めします
 7. このような効果が期待できます
 8. 対策案は現実的ですか?
 9. 想いとのズレはありませんか?

もちろん、プロでもない私の勝手な妄想なので、これが理想的とは思っていませんが、
このステップを進化・熟成させ体系化したものがAASの戦略フレームだと気づきました。
こんな感じで。
 2. 社長の想い ⇒ 経営理念
 4. 課題の抽出 ⇒ 環境分析
 5. 方向性決定 ⇒ 経営戦略
 6. 具体策提案 ⇒ 機能戦略

この気づき以降少しずつ、2次試験の与件・設問の捉え方が診断士目線に(ステップ2~6)、
解答プロセスや答案内容は対経営者(ステップ1、7~9)、へと進化できた気がします。
また、1次知識の活用シーンも意識するようになり、ポイントも浮き上がるようになりました。

受験生の皆さんも是非、学習と妄想を行ったり来たりしてみて下さい。
学習を通じて“勝手な妄想”から“具体的な想像”へと進化できれば合格に近づきます。

私はこの記事を書いている時点では実務補習の最中で、まだ診断士ではありません。
これから実務補習や実務従事を通じて、“想像”と“実像”を行ったり来たりするつもりです。
中小企業診断士になるための心構えとして。

今回はこのへんで失礼します。
最後までお読みいただきありがとうございました。

自己プロフィール

職業:会社員(製造業、機械系エンジニア)
年齢:40代
受験生期間:4年(令和元年2次試験合格)

第2回 2次公開模試(9/14、15、16開催)

真に受ける価値がある模試を提供するために、問題作成から採点システム、採点方法まで、数々の工夫を凝らした2次試験対策 公開模試を実施します。

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