こんにちは、ほそかわ(仮)です。 先日、中小企業診断士の登録証が届きました。受験開始から診断士登録まで4年5ヶ月、これでようやく正式に中小企業診断士として活動できると思うと非常に感慨深いです。
概要
対象(誰に):1次試験、2次試験受験者
内容(何を):おすすめの道具
方法(どう):活用方法と効果を紹介
内容
第4回目は、私が学習中や試験で使用した道具についてお話します。第3回「本番慣れ」でもお話しましたが、筆記具はできるだけ本番と同じものを使うようにしましょう。以下に紹介する道具たちは私がいろいろ試してたどり着いた結果です。参考になれば幸いです。
マインドマップ
特におすすめです。私は1次試験から実務補習までの全ての段階で活用しました。ご存じの方も多いと思いますが、マインドマップとは何かを簡単に説明しますと、「思考プロセスを見える化」するためのツールです。たくさんのソフトウェアがあり、様々な使い方ができますが、私はXmindという無料ダウンロードできるソフトウェアを使い、主に学習した知識や得た情報を整理し体系化していました。使い始めるとこれが結構楽しくて、なんでもかんでもマインドマップで整理したくなるんです。
1次試験用
用途:テキストやネット情報を体系化してサブノート代わりに使用
利点:①全体像がつかめる、②重要ポイントを意識できる、③各項目の関係性を把握できる
欠点:①凝ってしまって体系化が目的にすり替わる、②作成に時間がかかる
欠点にも書いたように、自分ですべてを体系化するのは時間も労力もかなり必要なため現実的ではありません。苦手な分野や理解を深めたい領域に絞って体系化することを推奨します。
初めはテキストの巻頭にある体系図をなぞるだけにして、徐々に内容を充実させていくのも良いかもしれません。 また、STUDYing(旧通勤講座)さんの講座の中に 「学習マップ」 という教材があります。こちらは1次試験の内容をほぼ網羅した体系図となっているため非常に参考になります。
個人的には、誰かが作ったものを見るより、自分で時間と労力をかけてつくることで理解が深まりました。
2次試験用
用途:各事例の戦略フレームを整理し全体を統合
利点:①診断プロセスを意識できる、②解答手順を熟成できる、③答案に一貫性が出る
欠点:①凝ってしまって体系化が目的にすり替わる、②作成に時間がかかる
欠点は1次試験の場合と同じですが、時間をかけてでも戦略フレームを整理し、オリジナルの体系図を作成すべきだと思います。その体系図は実務補習や実務従事でも活用できますし、今後中小企業診断士として活躍していくためのベースになるものだと思っています。
筆記具など
1次試験用
シャーペン:ステッドラー 1.3mm(短時間でマーク・三角形で持ちやすい・消しゴム付)
消しゴム:三菱鉛筆 uniシリーズ(消しカスがまとまる)
Excel:学習時間グラフ化・暗記リスト・過去問と練習問題の得点履歴グラフ化
Podcast:STUDYing(旧通勤講座)の音声講座を通勤中に聴く(ながら学習)
2次試験用
シャーペン:ドクターグリップ 0.5mm(解答用紙用・疲れにくい・ノック式で時短)
ボールペン:フリクションボール3スリム 0.38mm(問題用紙用・下線とメモ用・軽い)
マーカー:フリクションカラーズ 6色(与件用・ペン先の回転角度が気にならない・鮮やか)
消しゴム:トンボ MONOシリーズ(キレイに消えて解答用紙を汚さずに済む)
ぺんてる(ノック式・三角断面で1文字消しに最適)
電卓:カシオ JS-20DB-N(打ちやすい・静か・ディスプレー角度が浅くやや見づらい)
定規:その辺にある適当なもの(まず使わないが、持っておくと安心)
Excel:学習時間グラフ化・過去問と練習問題の得点履歴グラフ化・タイムマネジメント表
Podcast:AASのWeb講座を通勤中に視聴(ながら学習)
以上、私が使った道具を一方的に紹介しました。
それぞれの好みや使い慣れたものがあると思いますが、ご自身の特性や学習スタイルを見つめ直し、それに合わせて道具を揃えていくのもなかなか楽しいものです。自分に合う道具が見つかると学習も捗ります。
今回はこのへんで失礼します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
自己プロフィール
職業:会社員(製造業、機械系エンジニア)
年齢:40代
受験生期間:4年(令和元年2次試験合格)