こんにちは、ほそかわ(仮)です。
いよいよ1次試験本番まであと3週間、受験される方はそろそろラストスパートです。
この時期にやるべき最も重要なことは「体調管理」です。焦る気持ちもあるかと思いますが、当日ダウンしてしまうとこれまで長期間にわたり学習してきたことが水の泡になります。手洗いうがいなどの感染症予防対策や普段通りの行動で事故などのリスクを回避しましょう。
次に重要なことは「知識の定着化」です。新しいことに手を付けるのではなく、これまで学習したことを整理してすぐに思い出せるようにしておきましょう。
概要
対象(誰に):1次試験、2次試験受験者
内容(何を):記憶術 ⇒ 想起術
方法(どう):1文字 摘み取り作戦
内容
第5回目は、知識問題への対策についてお話します。私は記憶が不得意で、知識を問われる暗記系の科目が苦手です。特に、あまり興味のない分野やボリュームのある内容については、何度読んでも全然覚えられません。そこで私がとった方法は “覚える(記憶)“ のではなく ”思い出す(想起)“ ための工夫です。
名付けて『 1文字 摘み取り作戦 』
例えば、”5つの~手法” ”4つの柱” など、一言一句正確に覚えるのは大変なので、それぞれの単語や文章の意味を最もよく表し連想しやすい1文字を摘み取って並べるという作戦を考えました。漢字でもカタカナでも構いません。また、あまり深く考えずに最初の一文字を摘み取るほうが連想しやすい場合もあります。そしてスキマ時間などにこの並べた文字たちを念仏のようにひたすら唱えます 笑
語呂合わせと似ていますが、そんなに高級なものではありません。また、それ自体は意味を持たず、リズムなども無視します。この作戦のメリットとサンプルを、有名な語呂合わせと共に紹介しますので、参考にしてみて下さい。本試験までもうあまり時間がないので、できるだけ回転率を上げていきたいところです。
メリット
- 摘み取り作業で意味を考えるため、重要ポイントを抽出・定着できる
- サブノートの文字に○を付けるだけなので、試験直前でも対策ができる
- 1文字と意味がリンクされているため、試験中に思い出す時間が速くなる
サンプル
企業経営理論・事例Ⅰ
組織の管理原則 ⇒ 『 目専権命範(もくせんけんめいはん)』
目:共通目的の設定
専:専門家による効率向上
権:権限と責任の一致
命:命令系統の一元化
範:統制範囲の適正化
技術経営の3つの関門 ⇒ 『 ましダ 』
ま:魔の川
し:死の谷
ダ:ダーウィンの海
組織人事施策 ⇒ 『 幸の日も 毛深い猫 』
さ:採用配置
ち:賃金
の:能力向上
ひ:評価
も:モチベーション
け:権限移譲
ぶ:部門
かい:階層
ね:ネットワーク
こ:コミュニケーション
マーケティング・事例Ⅱ
サービスの特性 ⇒ 『 需形貯同質(じゅけいちょどうしつ)』
需:需要の変動性
形:無形性
貯:非貯蔵性
同:同時性
質:質のバラつき
運営管理・事例Ⅲ
(http://goldlefty.blog54.fc2.com/category3-13.htmlから引用しています)
QC7つ道具 ⇒ 『 サンチェ監督引っ張れそう 』
サン:散布図
チェ:チェックリスト
監:管理図
督:特性要因図
引っ:ヒストグラム
張れ:パレート図
そう:層別
新QC7つ道具 ⇒ 『 新連携アロマでP 』
新:親和図法
連:連関図法
携:系統図法
アロ:アローダイアグラム
マ:マトリクス図法
で:マトリクスデータ解析法
P:PDPC法
経営情報システム
OSI基本参照モデル ⇒ 『 ぶデネトセプア 』
ぶ:物理層
デ:データリンク層
ネ:ネットワーク層
ト:トランスポート層
セ:セッション層
プ:プレゼンテーション層
ア:アプリケーション層
中小企業経営・政策
中小企業基本法
中小企業に期待される役割 ⇒ 『 創就競活(そうしゅうきょうかつ)』
創:新産業の創出
就:就業機会の増大
競:市場競争の促進
活:地域経済活性化の促進
基本方針 ⇒ 『 創基環資(そうきかんし)』
創:経営革新・創業の促進
基:経営基盤の強化
環:環境変化適応の円滑化
資:資金供給・自己資本充実
事例Ⅰ〜Ⅲ共通
強みとなる無形資産 ⇒ 『 ケチのこしブギ 』
ケ:経験
チ:知識
の:ノウハウ
こ:こだわり
し:信頼
ブ:ブランド
ギ:技術
今回はこのへんで失礼します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
自己プロフィール
職業:会社員(製造業、機械系エンジニア)
年齢:40代
受験生期間:4年(令和元年2次試験合格)