模擬試験を受けてみよう

こんにちは。銚子ケメ子@7回目でやっと受かったです。1次試験の合格者が発表になりましたね。例年になく高い合格率ということで、二次試験は激戦が予想されます。本番までまだ1か月ほど時間はあります。皆さんの実力はこれからまだまだ伸びていきます。特に初めて受験する方々は伸びしろしかありません(!)しっかり頑張っていきましょう。

なお、勉強法としては、過去出題された問題(過去問)を解くのはもちろんですが、1度は模擬試験を受けることをお勧めします。1日で1事例80分×4事例を解くということがどれほど体力を使うかを早めに経験することは大事です(私はもう無理なんじゃなかろうか・・・)。AASも現在受付中かと思いますので、興味のある方は是非申し込んでみてください。

模擬試験の結果についてですが、ぶっちぎりで高得点を取る人以外はあまり気にしなくて良いと思います。模試でどれだけ高得点を取っても本番一発勝負ですので、他の人と比べてどれぐらいなのかという現在の立ち位置の目安ぐらいにしてください。ちなみに私は某大手予備校の模擬試験の事例Ⅱの成績はいつも比較的良くて、順位1ケタを取ったこともありますが、本番2次試験を7回受けて、結局ただの1度も60点以上を取ることはできませんでした(!)(ドヤ顔で言うことではありませんよ・・・)。

ただし結果はともかく、模擬試験は過程を掘り下げて考えるには良い材料となります。

例えば、「時間切れで答案が書ききれなかった」場合、

→読む・考える・書くことのどこに時間を余計に取られたのかを考えてみます。

もし、

読む「アンダーラインを引くのに予想外に時間がかかったから」の場合、

→ボールペンやマーカーは自分に合っているのか、ただ文をなぞるだけで思考の邪魔になっていないか、逆に引き漏れがあるか、どこにどの色、どの形を記入するという自分のルールは最適なのかを振り返りましょう。

もし、

考える「途中で集中力が落ちたから」の場合、

→睡眠不足や空腹(または満腹)といった原因はあるか、を考えてみましょう。

もし、

書く「回答骨子や下書きがうまく書けなかったから」の場合、

→問題用紙の裏や設問文の下など、書く場所が適切だったのか、またはシャープペンシルの濃さは合っているのか、よく問われる設問に対する鉄板フレーズ(キーワード)を事前準備することで書くスピードを上げることはできないか、などを考えてみましょう。

というように戦術レベルまで落とし込んで確認することができるでしょう。生産管理で出てくる特性要因図(フィッシュボーン)の要領ですね。

 

それから模試を受ける環境ですが、今年はコロナ禍で模試も試験会場ではなくご自宅で受験をする方が大半かと思いますが、あえて図書館や自習室など、他の人がいるところで受けるのもいいと思います。本番では隣の人を選ぶことはできません。強烈に貧乏ゆすりをしたり、不思議なくしゃみをしたり、ため息ばかりついたりする人に集中を乱されないよう、事前に起こりうることを想定するようにしておきましょう。想定に対する対処方法といっても、せいぜい自分でコントロールできないことに心を乱されないよう「視界をなるべく狭くする」ぐらいしかできないかもしれませんが、当日想定外のことにあたふたするよりはましでしょう。ちなみに耳栓は係員の声が聞こえなくなるので使用不可です。

それでも本番当日、あまりにも我慢できないようなことがあれば早めに係員に言って改善できることなら改善してもらってください。自分の一生にもかかわることですから我慢してもロクなことがありません。

大事なことは本番の試験に合格するために準備をすること、そして自分なりに準備をやり切ったと納得することだと思います。模擬試験を受けることもその準備の1つになるでしょう。まだ準備の期間はありますので焦らず勉強を進めてください。

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