皆さまこんにちは。すーです。
2次筆記試験の合格発表日までもう少しありますね。もやもやした日が続くと思いますが、合格後は色々と忙しくなりますので、今しかできないことを思いっきり堪能ください。
そういう私は完全に落ちたと思っていましたので、試験後は予備校の採点に応募することもせず、診断士試験とは距離をおいていました。
ただ不思議なもので一旦ついた勉強癖は試験から解放されても簡単に戻ることはなく、たいしてやることもないのに、朝5時前には目が覚める生活が続きました。
せっかく身に着いた勉強癖なので、何もしないのはもったいないと思い英語の勉強を始めることにしました。
この勉強癖ですが、診断士の受験勉強を始める前は考えられないことで、診断士試験を通じて得た思わぬ、しかし最高に価値のある副産物でした。
英語の勉強を始めたところまではよかったのですが、当時の私は本当に口述試験など全く頭になく、同日開催のTOEICに申し込んでしまい結果的に受験料をドブに捨てることになりました。。。
さて、前置きが長くなりましたが本日のテーマは口述試験についてです。
既に多くの方が関連する話題を取り上げておられますが、口述試験は最低限の準備をして受験さえできれば、ほぼ落ちることはありません。(とはいえ、最低限の準備は必要ですよ)
上述の通り、私は二次筆記試験直後から完全に診断士試験とは距離を置き、合格発表後から慌てて対策をとりましたが、それでも十分間に合いました。
そこで、参考ながら合格発表後から私が実際に取り組んだ内容を紹介したいと思います。
1 口述セミナー対策に申し込む
口述試験で致命的なのは、言葉がでてこなくなって会話が成立しなくなることです。逆に言えば、何らかの会話が成立しさえすれば、内容が若干・・・でも余程のことがない限りパスできます。
当日想定外の緊張から言葉が何も出てこない、という最悪の事態を避けるためにも実際に声に出して練習する機会が最も重要だと思います。要は場数を踏むということです。
予備校に通っておられる方は口述セミナーたるものがあったと思いますので、そこで練習すれば良いと思いますが、私は独学でしたので受講生以外にも門戸を広げて実施している予備校を探し、有料で受講しました。
その他、受験生支援団体をはじめとする無料の口述セミナーにも申し込み、結果的に全部で4回の練習機会を得ることができました。
こういった口述セミナーの枠は非常に少ないため、二次筆記試験合格発表直後から例年争奪戦になるといわれています。
私も自分の合格を知った直後から、セミナー開催団体を調べて申し込み開始と同時に申し込みました。
今年はどこもweb開催になろうかと思いますが、枠には限りがあるので早めの行動をお勧めします。
2 二次筆記試験の内容を振り返る
二次筆記試験以降、事例から遠ざかっていたため、先ずは与件文を振り返り内容を思い出すことから始めました。
設問と解答は予備校が公表している回答例を頭に入れて、試験で問われた設問に口頭でしっかりと回答できるように訓練しました。
ある程度与件文と設問が頭に入れば、次にやったことは想定QAの暗記です。
想定QAは、AASが作成しているものを活用しました。必要なことが纏められており非常に助かりました。
少ないかもしれませんが、私がインプットした内容はこれくらいです。
ただ、これだけでも結構時間がかかった覚えがあります。
3 遅刻せずに受験する
口述試験の受験資格を得た方は、何よりも無事に受験することを第一に考えてください。
今年はコロナウイルスの影響で例年とは状況が異なりますが、私は昨年インフルエンザの注射を打ち、うがい手洗いを徹底しました。
当日は会場の最寄り駅に1時間30分前に到着し、余裕をもって会場入りしました。
自分の番が来るまで、実際の時間以上にとても長く感じたのを覚えています。
口述試験では一般的に事例Ⅳも含め2つ程度の事例がランダムに出題されるケースが多い、ということを聞いていましたが、私の場合は事例ⅠからⅣまですべての事例について聞かれました。
事例Ⅳでは質問の意味が分からず、何度も助け船を出してもらったにもかかわらず頓珍漢な回答をしてしまい、試験官の最後に見せた残念そうな顔がいまだに忘れられません。
正直、できはよくありませんでしたが、それでも終始会話を続けることで無事に乗り越えることができました。
口述試験はかなり特殊であり今となれば私も貴重な経験ができたと思っています。
口述試験の受験資格を得た方は、頑張ってください。
健闘をお祈りします!