皆さん、こんにちは。AAS東京の金森大輔です。
中部地方の中小企業支援機関で働く、4人の息子を持つ41歳の診断士です。
二次試験を受験された方たちにとっては、合格発表が近付きソワソワされていることと思います。
無事合格された方は、口述試験が待っていますね。そちらの対策についてはAASブロガーの皆さんが多数投稿されているので是非参考にしてください。
残念ながら不合格となった場合、再挑戦することを前提として色々な選択肢があることと思います。受験校選びもその一つです。
今回はそんな私がAAS東京を選んだ理由を書かせていただきます。古い話で恐縮ですがお付き合いください。
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2014年8月、2回目の挑戦の一次試験を自己採点によって合格を確信した私は、焦って二次試験のことを調べ始めました。
それまでまったくの独学で、家族以外に受験勉強していることを告げてもいなかった私には、勉強方法について相談する相手もおらず、二次試験の過去問に目を通したことすらありませんでした。
記述式で4科目あるというが、公式な模範解答はないらしい・・・。
取り急ぎ、書店でT社の過去問題集(直近5年分収録)を購入し、解き始めたものの・・・
事例Ⅳの計算問題はともかく、その他事例の解答解説と自身の答案を見比べても、
どこが合っていてどこが間違っているのかピンとこない・・・
一筋縄ではいかない試験だということにようやく気付きました。
ネットサーフィンしていると、ブログで答案作成プロセスも交えて模範解答を公開している方などもいてこれは結構参考になりました。
そんな中で、AASのWEBサイト内の大量の合格者再現答案に出会ったのでした。
AAS合格体験記 ←年度を選択することで平成15年度以降の合格者の再現答案を見られます。
みんなの再現答案 ←得点開示により点数付きの再現答案(平成30年度以降)が見られます。
こちらを存分に活用しつつ、二次試験2週間前に行われる「直前合格判定合宿」(といっても2日間の通いの模試+解説講座です)の存在に気付き、わらにもすがる思いで申し込みました。
そこは、それまで模試も受けたことがない孤独に学んできた私にとって、めくるめく世界でした。
グループディスカッションを通して、受講生同士が意見をぶつけ合い、最後には意見集約してグループとしての答えをまとめるスタイルが本当に楽しかったんです。
「教わる」だけでない確かな「学び」の場がそこにはありました。
結果的に、その年は合格点まで8点及ばず(232点)残念ながら不合格となってしまいましたが、年明けすぐに申し込み、迷わず通学を決めたのでした・・・。
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診断士二次筆記試験は
偶然の合格はあるが、不合格は必然である
と言われます。
不合格という結果には当然ながら原因があり、そこを突き止めて対策することで合格へ近づけます。
一方、模範解答も開示されない非常にあいまいな筆記試験であるがゆえに(そもそも経営に唯一解などないと私は考えますが・・・)、マグレ合格が起きてしまうのがこの試験のいやらしいところです。
独学で苦労することもなく、すんなりストレート合格してしまう方も多くいることでしょう。
ただ、これは合格したから言えることですが、初めての二次試験で落ちてしまったことは、自分にとって結果プラスであったと思っています。
独占業務もない、こと中小企業診断士という資格に関しては、
合格そのものよりも、どのように「学んで」合格に至ったかの方がよっぽど重要
だと思えるからです。
私がAAS通学で得た「ロジカルシンキング手法」や「グループディスカッションにおける傾聴の姿勢」は、単なる試験突破のためのテクニックに留まらない、仕事や人生にも応用できるものです。
実際、合格後の実務補習において、AAS卒業生は活躍するということをよく耳にします。
また、少人数受験校ならではの、講師や同期受験生の方々との濃いつながりはいまだに続いてます。
すんなり合格していたら、こういった「学び」や「つながり」が得られなかったかと思うとむしろそちらの方がゾッとします・・・。
受験生の皆さんは、来年の合格に向け、今は色んな選択肢があると思います。
私はAAS通学経験しかないので、他の受験校や通信教育のことなどはよく分かりませんが、ただ「教わる」だけの場にならず、「学ぶ」場となるような選択肢を是非探していきましょう。
そんなAAS東京の来年度の講座説明会が開催されます。
もともと少人数制やWEBツールを使ったカリキュラムに力を入れてきたAASのプログラムは、コロナ禍においても受講しやすいと思いますので是非ご検討ください。