第1問(配点20点)
衰退期であったにも関わらず既存事業の価値連鎖を実行したためである。既存事業の存続危機に切迫感を感じていなかったA社社長が危機に直面し、シーズ志向でメンテンナンス事業化を推進したため。
第2問(配点20点)
規制に守られ参入障壁が高く補助金が支給されるビジネスの中で、売上や利益などの営利目的ではなく既存業務を定型的にこなしながら固執して保守的になり、変革に対して抵抗するような企業風土である。
第3問(配点20点)
ターゲット顧客を絞らずに「乾燥」という機能とメリットを訴求して「乾燥」に興味を持った企業や地域との接点を持ち、さらに営業部隊のプレゼンテーション力で取引に繋げたから。
第4問(配点20点)
①高齢者を対象にした人員削減を遂行し、従業員の若返りと意欲向上のための賞与の資金が獲得できたから。②新規事業の目標を明確にし、社員に共有し、新規事業開発体制を強化したから。
第5問(配点20点)
第二の創業期を向かえ、①社長の強力なリーダシップ及び迅速な意思決定が必要で、②各機能のさらなる専門化や高度化が必要で、③製品・部門・地域間の情報格差やコンフリクトをなくすため。