R01年度事例3(得点 60点)

第1問(配点20点)

1)創業当初から熱処理専業企業として長期間培ってきたノウハウ、2)熱処理加工技能士の資格を持つベテラン作業者の高い加工能力、3)同時に前工程の機械加工も行える組織力。

第2問(配点20点)

効果は1)本格的量産機械加工に取り組む機会となり、2)生産量が2倍となることで売り上げに貢献できる。リスクは1)10種類5工程などの複雑な加工が求められ、2)現在のC社の生産体制では対応困難となる可能性ある。

第3問(配点40点)

(設問1)

現在の受注ロット生産体制を量産ロット生産体制に切り替える必要がある。具体的には、1)量産ロット生産に経験がある人材を中途採用し、2)検討チームに加え、3)作業標準化と工程レイアウトをチームで検討し、4)マニュアルを用いたOJTで作業者の多能工化図る

(設問2)

量産ロット生産体制に加え、後工程引取方式に向け、1)現在の生産計画を月次単位から週次単位に短サイクル化し、材料の調達も外注かんばんに合わせて定量発注方式にし、作業内容と納期とのバランスで経済的ロットサイズでの生産行い、2)同時に工場内で、現在の受注ロット生産体制との両立方法も検討する

第4問(配点20点)

機械加工と熱処理加工を同時に求めるX社以外の自動車部品メーカーを販路開拓する。1)営業部門を立ち上げ、C社の持続的競争優位である熱処理加工ノウハウと高い技術力、量産機械加工力などをアピールし、2)X社への売上依存を下げ、価格交渉力を高めていく。

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