R02年度事例3(得点 61点)

第1問(配点20点)

(a)金属製品の溶接・研磨技術が高いことと設計・制作、据付工事までできる一貫生産体制。

(b)納期遅延が多いこと、チームの技術力に差があること、5Sが徹底されていないこと。

第2問(配点40点)

(設問1)

(a)問題点は、顧客承認段階で仕様変更や図面変更に時間を要すること、造形物のイメージ摺合わせに時間を要する場合が多いこと。

(b)対応策は、2次元CADではなく3次元CADを採用することにより、顧客とのやり取りやイメージ摺合わせの時間を短縮すること。

(設問2)

(a)問題点は、各作業チームの技術力に差があること、生産計画が月次であること、工程順序や工数見積もりの標準化の未確立。

(b)対応策は、熟練技術者による育成・指導とマニュアル化で技術力向上、生産計画の週次化、工程順序や工数見積もりの標準化。

第3問(配点20点)

まずIT化の準備として、材料等の保管場所を整理・集約し現品管理を強化し、マン・マシンチャートを分析し、現状の生産に適合した効率的なレイアウトに改善する。そのうえで、納期情報などを社内的に情報共有することで納期遅延を減らす。

第4問(配点20点)

技術力を更に向上させ、納期遅延を減らすことや、据付工事の内製化により一貫生産体制を更に強化することで付加価値向上を図り、また工場建屋を7m超に改修することにより、高さ7m超の製品の受注拡大を可能とし、社長主導で営業力を強化し受注につなげる。

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