R02年度事例3(得点 60点)

第1問(配点20点)

(a)鏡面仕上げ等で培った溶接・研磨技術、設計から製作・据付工事まで担える一貫生産体制。

(b)営業部と製造部の情報共有が不十分なため、納期遅延が発生していること。

第2問(配点40点)

(設問1)

(a)製作図・施工図の顧客承認段階で仕様や図面変更が生じている。モニュメント製品では図面承認後の製作段階でも打合せが生じている。

(b)2次元CADの設計情報を顧客と共有する。営業部全体で顧客が求める仕様情報を共有し、造形物のイメージの摺合せ時間を削減する。

(設問2)

(a)複雑な形状など高度な加工技術が必要な製品などの受注内容によって、製作・生産期間をオーバーするなど、納期遅延が発生している。

(b)月次生産計画の作成サイクルを短くする。工程順序や工数見積りなどの標準化を行う。5Sを徹底してモノの移動を削減する。

第3問(配点20点)

加工物の大型化に対応した設備や作業スペースのレイアウト見直しを行うことで、狭隘な状態を改善する。IT化の前提となる加す工物等の現品管理を容易化することで、溶接・組立工程の研磨スペースを確保し、作業途中の加工物の移動の負荷を軽減する。

第4問(配点20点)

高い溶接・研磨技術と設計から据付工事まで担う一貫生産体制を活かし、切断加工等の単純工程は社外の協力会社に委託して高付加価値受注の充実・拡大を図る。IT化により2次元CADデータ等の社内共有を進め、デザイナーから要求される仕上げ品質を実現する。

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