R02年度事例3(得点 58点)

第1問(配点20点)

(a)装飾性を高める溶接、研磨技術、モニュメント参入した特殊加工と仕上げ品質のこだわり。

(b)営業部製造部含め、業務プロセスの標準化が遅れており、納期遅延が発生している事。

第2問(配点40点)

(設問1)

(a)問題点は、①顧客とのやり取りに多くの時間がかかり、製作期間を確保できなくなる事、②最終検査で修正や手直しが発生している事。

(b)対応策は、①工数見積の標準化や打合せの効率化で製作前プロセスの期間短縮、②デザインレビューにデザイナが参加し手戻りの削減。

(設問2)

(a)問題点は、①チーム間で技術力に格差があり、加工難易度によりスケジュールに影響、②作業スペース不足により無駄な移動の発生。

(b)対応策は、①OJTや技術講習により技術の底上げを図り割り振りを平準化、②加工物の大きさを考慮した生産計画で無駄な移動を削減。

第3問(配点20点)

IT活用は、①3次元CADを導入し完成イメージを明確化する事で、製作段階での手戻りを防止する事、②CAMを導入し3次元設計データを元にNC加工を自動化、効率化する事で、生産リードタイムを短縮する事、③営業から仕様や納期情報をタイムリーに製造に連携する事。

第4問(配点20点)

事業の充実は、強みである溶接、研磨技術と品質へのこだわりを生かし、都市型建築需要の増加に対して、高付加価値な製品の提供で差別化を図る事である。事業の拡大は、営業の専任部署化やプロセス効率化等で営業力を強化し、新市場開拓を行う事である。

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