第1問(配点20点)
(a)溶接技術や研磨技術が高いこと、設計から製作、据付工事まで一貫対応できる体制。
(b)ビル建築用金属製品の付加価値が低いこと、納期遅延が発生していること。
第2問(配点40点)
(設問1)
(a)問題点は、契約、図面作成、顧客承認までの製作前プロセスに時間を要して製作期間を十分に確保できないことである。
(b)2次CADを活用して、製造図及び施工図の仕様変更を効率的に行うとともに、造形物のイメージすり合わせ時間を短縮する。
(設問2)
(a)問題点は、複雑な形状など高度な加工技術が必要な製品の受注の場合、製作期間が生産計画をオーバーすることである。
(b)①工程順序や工数見積もりを標準化し、生産計画の精度を向上させる、②作業スペースを確保し、各製造工程での移動を少なくする。
第3問(配点20点)
助言はIT活用による全社業務の効率化である。具体的には、①IT化で、仕様変更や図面変更の打ち合わせをオンラインで行い、業務を効率化する、②立体的で複雑な曲線形状の製品の製作や図をわかりやすくして加工ミスをなくし、修整や手直しを防ぐ、である。
第4問(配点20点)
助言は、①溶接技術や研磨技術の高さによる鏡面仕上げ技術を活用して、特殊加工と仕上げ品質が要求されるモニュメント製品の新製品を提供する、②設計から製作、据付工事までの一貫体制を訴求して、モニュメント製品の新規顧客を開拓する、である。