R02年度事例4(得点 61点)

第1問(配点25点)

(設問1)
(a) (b)
商品回転率 3.91(回)
売上高営業利益率 2.15(%)
当座比率 28.74(%)
(設問2)

地域に根差し良好な販売用資産による投資効率が高い。丁寧な顧客対応で収益性が低く、短期借入金に依存し短期支払能力が低い。

第2問(配点30点)

(設問1)
(a) 売上高を80百万円とする。
70百万円までの変動費は39/60 x 70=45.5、残りの10百万円の変動費は10x0.6=6
以上より、損益分岐点売上高は、28÷(1-(45.5+6)/80)=78.87百万円
(b) 78.75 百万円
(設問2)

(a)

(ⅰ) 宣伝効果が出る場合の毎年のCFは35-5=30で、5年継続し、5年後に24百万円の処分CFが得られる。
よって、30x(0.926+0.857+0.794+0.735+0.681)+24x0.681=136.134
宣伝効果が出ない場合のCFは-5-5=-10で3年間継続し、3年後に28の処分CFが得られる。
よって、-10x(0.926+0.857+0.794) +28 x0.794=-3.528
発生確率より、136.134 x 0.7+ (-3.528 x 0.3)=94.232
よって、94.23百万円
(ⅱ) 94.23 百万円

(b)

(ⅰ) 順調に推移した場合、減価償却が2百万円より
(12.5-2)x0.926+(25-2)x(0.857+0.794+0.735+0.681)+27×0.681=98.651
そうではない場合、同様に
(7.5-2)x0.926+(15-2)x(0.857+0.794+0.735+0.681)+27×0.681=63.351
発生確率より、98.651x0.4+63.351x0.6=77.471
よって、77.47百万円
(ⅱ) 77.47 百万円

(c)

第3問(配点20点)

(設問1)

E社純資産の簿価と買収価格の時価の差額50百万円をのれんとしてD社に資産計上する。

(設問2)

①買収費用の借り入れ調達で更なる負債の増加で安全性が低下し、②E社は純損失16百万円であり、D社の収益性が低下する。

第4問(配点25点)

(設問1)
(a) 4.31 %
(b) 2.55 %
(設問2)
4.17 %
(設問3)

(a)投下資本と貢献利益の事業部毎の差が大きい。

(b)貢献利益を考慮した評価を行う。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次