地図を持って1年間の集大成を見せる

はじめて

コーヒーブレイクカテゴリーとして経済、財務会計学習体得・感想を書き続けることに夢中している「イーサン」です。

11月7日、今週日曜日に今年2次試験はいよいよ目の前に来ましたね。せっかく試験ウィーク中ですのでコーヒーブレイクを忘れて試験に関する話に集中させて頂きます。自分1年間の受験生活の中に大切にしていたもの、と昨年度最後1週間過ごし方の振り返りしながら話させて頂きます。皆様に少しでも参考になれたらうれしく思います。宜しくお願い致します。

 

私の地図

今年2月の初めての投稿では、思考のフレームワーク(地図)の大切さを強調しました。

実際には、この地図の作成及び回転率を上げて自分のものとして極めることは一年間の中で終始して実行し続けました。2次試験はまさにこの成果物に対して検収の場となります。

改めて強調しますが、思考のフレームワークは、何かを考えたり分析したりする際に、何を切口として考えるべきかというターゲットを明確にし、思考を加速させる枠組みのことです。明白に言うと、80分間という決まっている試験時間以内、4~6問に対して書いたアウトプット文章のある程度広さ及び深さが保証できる枠組みです。私はこれを地図として例え、限られている時間内で如何に壮大で初めて辿り着く迷宮から安全・安心に脱出するための最重要武器です。

具体的に言うと、私の地図は主に以下の2点で構成されています。それぞれのAAS教材をベースとして作成しました。3回転分のAAS新作問題と平成26~令和1年分の過去問を解く度に問題とその回答をグルーピングしポイントを絞り抽象化して、自分の強み及び弱みに従ってカスタマイズしたものです。

  1. 全体図:「AASフレームワークによる知識の体系的整理」をベースとして作成
  2. 各Partの戦術:「AAS・WBS講座直前対策・攻略のポイント」をベースとして作成

※早坂先生より頼まれてAAS広告ではありません:)本当に良い勉強となりましたので皆さんにも勧めしたいです。

 

令和2年2次試験の最後1週間私の過ごし方

現在所属している会社において毎年恒例で3Qから一年業務ピークに向かう私にとって、仕事に対して責任をもって対応する必要がありますが、診断士取得後にいろいろな道を開く魅力を感じ優先度が高いですねと判断し、思い切って木曜日より2日間有給休暇を取得して最後の戦いの準備に入りました。当然妻、子供とも事前にしっかり相談し、試験前の3日間は試験に集中させてねって交渉し承認をもらいました:)

10月22日

・午前中:事例Ⅰ~Ⅱの最終整理
整理していた①全体図と②各Partの戦術を持ちまして、平成26~29年及び令和1年の過去問をもう一度「読む+考える」部分のプロセスまで繰り返ししました。目的は自分がカスタマイズした「地図」のカバレッジ及び有効性を検証したいためです。
・午後:事例Ⅲ~Ⅳの最終整理
目的と実施内容は午前中と同じです。その中、事例Ⅳへの特別対策として、自分が大切だと認識している「経営分析」部分を重点的に確認しました。
・夜:試験当日服装、用具、会場へのルートなどの確認・準備を対応しました。しっかり休みを取りました。

10月23日

・午前中:事例Ⅰ~Ⅳ整理効果確認
平成30年事例Ⅰ~Ⅳを持ちまして、「読む+考える」部分のプロセスまでもう一度私の「地図」のカバレッジ及び有効性を検証して、必要に応じて資料を更新・追記しました。
・午後:事例Ⅳ強化
AASイケカコノートに関する資料を利用し分野別でしっかり確認しました。その中自分が弱みだと認識している「現在価値計算」部分に重点的に取り組みました。
・夜:しっかり休みを取りました。

10月24日

・午前中:事例Ⅰ~Ⅳ整理結果の最終確認
・午後:暗記内容の準備
暗記内容については、知識点に該当するところですね。回答の中肉付けする部分となります。
・夜:しっかり休みを取りました。

ちなみに、最後に仕上げした「私の地図」は以下のようなイメージです。

私の地図

 

さいごに

私の座右銘でクローズさせてください。中国語では「尽人事以听天命」と書きます。日本語に直訳すると「人事を尽くして天命を待つ」となります。長い人生の中ただの一回の試験に過ぎませんので、気軽く向き合ってください。

最後に皆さんに言いたいのは、ネクストアクションにも繋がりますので、11月7日の試験が終わったら当日中または翌日中に自分の答えをきちんと残しましょう!

では、まだ来月経済のコーヒーブレイクタイムに戻らせてください。どうぞ宜しくお願い致します。

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